昔、ジャーがいて、そのジャーには、娘を供えないと、災いがあったからね、「こんなにして娘を供えなかったら、もうずっとここは悪くなる。」と言って、もうずっとそんなことをしていたが、ちょうど娘がいる家があったからね、これがその家の娘にあったっているんだよ。「暴風とかなんとかにあたったら大変だから、その娘をもうぜひここに供えて、このジャー蛇に喰わせないといかない。」ともうこれを親に言ったら、親も、「もうそうであったら、ここに置いてこれはジャーに喰われてしまうから行かせてはいけない。」と言うが、もうぜひ出さないといけないという立場になったから、後はこれを出すことになって、ジャーに供えるところに立派に白衣装を着せて支度して座らせているが、本当に上に神様というのがいるからね。地獄に行く人もいるが、立派に心を持っていたら、神様になって上がっているのもいるから、そこに娘を座らせていたら、ここにジャーが出てきたとき、天から雷がジャーの頭の上に落ちて来て、このジャーが死んだから、もうその娘は免れているわけなんだよ。そうしたから、「もうやっぱし神様であっても、心を立派に持っていたら助けてくれるから、もうこんなにして、命救われたんだね。」とある年寄りが話していたからね。このジャーはそのとき殺されたからね、それから、そこも平和な世の中になって、また、「この子どもの命も助かった。」と言って喜んだそうだ。こんな話を聞いているんだよ。
| レコード番号 | 47O361491 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C056 |
| 決定題名 | 屋良ムルチ いけにえ(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 宮城ウシ |
| 話者名かな | みやぎうし |
| 生年月日 | 19001217 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県那覇市首里 |
| 記録日 | 19810923 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 北中城村字渡口調査2班T19B07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 北中城の民話 P291 |
| キーワード | 屋良ムルチ,いけにえ,ジャー,蛇, |
| 梗概(こうがい) | 昔、ジャーがいて、そのジャーには、娘を供えないと、災いがあったからね、「こんなにして娘を供えなかったら、もうずっとここは悪くなる。」と言って、もうずっとそんなことをしていたが、ちょうど娘がいる家があったからね、これがその家の娘にあったっているんだよ。「暴風とかなんとかにあたったら大変だから、その娘をもうぜひここに供えて、このジャー蛇に喰わせないといかない。」ともうこれを親に言ったら、親も、「もうそうであったら、ここに置いてこれはジャーに喰われてしまうから行かせてはいけない。」と言うが、もうぜひ出さないといけないという立場になったから、後はこれを出すことになって、ジャーに供えるところに立派に白衣装を着せて支度して座らせているが、本当に上に神様というのがいるからね。地獄に行く人もいるが、立派に心を持っていたら、神様になって上がっているのもいるから、そこに娘を座らせていたら、ここにジャーが出てきたとき、天から雷がジャーの頭の上に落ちて来て、このジャーが死んだから、もうその娘は免れているわけなんだよ。そうしたから、「もうやっぱし神様であっても、心を立派に持っていたら助けてくれるから、もうこんなにして、命救われたんだね。」とある年寄りが話していたからね。このジャーはそのとき殺されたからね、それから、そこも平和な世の中になって、また、「この子どもの命も助かった。」と言って喜んだそうだ。こんな話を聞いているんだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:16 |
| 物語の時間数 | 2:04 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |