ここは、昔は島根殿って言っていたよ。このシナ事変が始まってから、これを作り直すことになったら、東小橋川の嫡子で、医者しておる人が、「御嶽だったら出来るが、殿だったら出来ない。」って強く申し出たよ。「殿と御嶽と、どうやって見分けがつくか。」「御嶽であったら香炉が置かれておる。また、殿であったら火ヌ神が置かれている。」ってなったから、その拝所を見たら、「あっ、香炉があるから、火ヌ神じゃないよ。ここは御嶽じゃないか。」と言って、作り直そうと思っていたら、「これは御嶽だったらなんの神様か。これが分からない限り、許可はできないよ。」って、この先生が調べたら、下立ぬ神って言うから、これを作ることになった。これは、私が兵隊に行ってから作られ始めて、私が帰って来たらもう仕上がりまじかであったよ。そうして、仕上がったときには祝宴を催したね。そのときは、私も舞台に立って、たいへん頑張って踊ったから、これだけはもう覚えているよ。
| レコード番号 | 47O383546 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C182 |
| 決定題名 | 熱田の島根殿(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 城間亀助 |
| 話者名かな | しろまかめすけ |
| 生年月日 | 19070825 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県中頭郡北中城村字熱田 |
| 記録日 | 19810924 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 中頭郡北中城村 T15 A13 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説、 民俗、 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 北中城村の民話 P102 |
| キーワード | 島根殿,シナ事変,東小橋川,嫡子,医者,御嶽,香炉,火ヌ神,拝所,神様,下立ぬ神,祝宴を |
| 梗概(こうがい) | ここは、昔は島根殿って言っていたよ。このシナ事変が始まってから、これを作り直すことになったら、東小橋川の嫡子で、医者しておる人が、「御嶽だったら出来るが、殿だったら出来ない。」って強く申し出たよ。「殿と御嶽と、どうやって見分けがつくか。」「御嶽であったら香炉が置かれておる。また、殿であったら火ヌ神が置かれている。」ってなったから、その拝所を見たら、「あっ、香炉があるから、火ヌ神じゃないよ。ここは御嶽じゃないか。」と言って、作り直そうと思っていたら、「これは御嶽だったらなんの神様か。これが分からない限り、許可はできないよ。」って、この先生が調べたら、下立ぬ神って言うから、これを作ることになった。これは、私が兵隊に行ってから作られ始めて、私が帰って来たらもう仕上がりまじかであったよ。そうして、仕上がったときには祝宴を催したね。そのときは、私も舞台に立って、たいへん頑張って踊ったから、これだけはもう覚えているよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:54 |
| 物語の時間数 | 1:33 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |