田場大工(シマグチ)

概要

田場大工はいい大工だったってよ。元所は首里のようですね。それも首里で家造りをやって名人だったそうだが、この田場大工というのは、凄腕だったと言うがね、工事をするときに、他の仕事はしないで、まる二日道具を研いでいたということですね。いつまでも道具だけ研いでいるので、それで、そこの主人が怒って、「早く工事をしないか。」と言いに来たのに、それも聞かない。だから、そこの主人は、もう怒って、「こいつめ、細工の用意ばかりして何もしない。」とか言ったかね。田場大工が、全部道具そろえた後だったか、「なにも出来ないというなら、じゃあ腕勝負ね。」と言って、楔を紐で括って沼の水に投げたから、後で見たら、その楔の間には水が少しも漏れて入っていなかったということだから、田場大工は、非常に強大工で、名人だったというわけさ。それも今では田場大工と言ったら、なにも出来ない者をいうよね。田場大工 大工 首里 家造り 名人 凄腕 道具 腕勝負 楔 紐

再生時間:1:13

民話詳細DATA

レコード番号 47O383362
CD番号 47O38C172
決定題名 田場大工(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 宮城勝正
話者名かな みやぎかつまさ
生年月日 19061218
性別
出身地 沖縄県中頭郡北中城村字安谷屋
記録日 19810608
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 中頭郡北中城村 T09 A20
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 北中城村の民話 P377
キーワード 田場大工,大工,首里,家造り,名人,凄腕,道具,腕勝負,楔,紐
梗概(こうがい) 田場大工はいい大工だったってよ。元所は首里のようですね。それも首里で家造りをやって名人だったそうだが、この田場大工というのは、凄腕だったと言うがね、工事をするときに、他の仕事はしないで、まる二日道具を研いでいたということですね。いつまでも道具だけ研いでいるので、それで、そこの主人が怒って、「早く工事をしないか。」と言いに来たのに、それも聞かない。だから、そこの主人は、もう怒って、「こいつめ、細工の用意ばかりして何もしない。」とか言ったかね。田場大工が、全部道具そろえた後だったか、「なにも出来ないというなら、じゃあ腕勝負ね。」と言って、楔を紐で括って沼の水に投げたから、後で見たら、その楔の間には水が少しも漏れて入っていなかったということだから、田場大工は、非常に強大工で、名人だったというわけさ。それも今では田場大工と言ったら、なにも出来ない者をいうよね。田場大工 大工 首里 家造り 名人 凄腕 道具 腕勝負 楔 紐
全体の記録時間数 2:58
物語の時間数 1:13
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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