花当安座間(共通語)

概要

この話の花当安座間は、とても綺麗な人で、首里御城に勤めておったわけ。その花当安座間に王女が惚れましてね。ところが昔は百姓と王女とは結婚出来ないもんだから、結局まあ、王女は座敷牢に入れられるし、本人は捕まえられて、首が切られそうになったんでしょうね。だから、今の屋部村安和岳に逃げて行ってね、山賊になったわけだ。山賊になったら、山にいるのは男ばっかりですから綺麗な女の子を全部さらって行くわけなんですね。だから安和では、「女の子が生まれたら、ミーハガーのヤナカーギーに生まれるようにしてください。」と願って、ウフミーハガーになったと言うのはそこから出てきている。この人は、島袋の人で後は、島袋に帰って来て亡くなったんですが、王女の方が、「自分は恥ずかしいことをしたから、位牌を前の方に出さんでくれ。」と言うから位牌を一緒に祀ることが出来ずに、王女の位牌は、反対側の裏座敷を向けて祀ったとか言いますよ。

再生時間:1:23

民話詳細DATA

レコード番号 47O383179
CD番号 47O38C163
決定題名 花当安座間(共通語)
話者がつけた題名
話者名 安里常太郎
話者名かな あさとじょうたろう
生年月日 19180713
性別
出身地 沖縄県中頭郡北中城字喜舎場
記録日 19810705
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 中頭郡北中城村 T03 A15
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 北中城の民話 P166
キーワード 花当安座間,綺麗な人,首里御城,王女,百姓,結婚,座敷牢,首,屋部村安和岳,山賊,安和で,ミーハガー,ヤナカーギー,ウフミーハガー,島袋,位牌,裏座敷
梗概(こうがい) この話の花当安座間は、とても綺麗な人で、首里御城に勤めておったわけ。その花当安座間に王女が惚れましてね。ところが昔は百姓と王女とは結婚出来ないもんだから、結局まあ、王女は座敷牢に入れられるし、本人は捕まえられて、首が切られそうになったんでしょうね。だから、今の屋部村安和岳に逃げて行ってね、山賊になったわけだ。山賊になったら、山にいるのは男ばっかりですから綺麗な女の子を全部さらって行くわけなんですね。だから安和では、「女の子が生まれたら、ミーハガーのヤナカーギーに生まれるようにしてください。」と願って、ウフミーハガーになったと言うのはそこから出てきている。この人は、島袋の人で後は、島袋に帰って来て亡くなったんですが、王女の方が、「自分は恥ずかしいことをしたから、位牌を前の方に出さんでくれ。」と言うから位牌を一緒に祀ることが出来ずに、王女の位牌は、反対側の裏座敷を向けて祀ったとか言いますよ。
全体の記録時間数 2:34
物語の時間数 1:23
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP