爺さんと婆さんが夕方浜辺を散歩していた。そしたら、お婆さんは小便をもよおして海のそばでやったという。そしたら蟹が、「ここは水が湧くなあ。」と思ったから、来て食いついたそうですよね。そしたら、このお婆はもう痛くてたまらないから、「お爺よう。」と言って、お爺は、「何かなあ。」と、言ったら、「蟹が食いついておる。」と言うんですよね。そしたら、「こりゃたいへんだ。」と。蟹は食いついたら放さないんですよなあ。だから、そのまま家へ持って行って、蟹の甲羅を噛み割ったそうだ。そしたら、ようやく蟹が放したから、お婆は、「はあ、助かった。」と言って、ウフイーチグワーした。そしたら、翌日になってお婆はお爺に、「夕べは可笑しかったよね、お爺。」と言ったら、お爺は、「可笑しいは可笑しいが臭かったことよ。」と言っていたそうだ。これは笑い話だが。
| レコード番号 | 47O383178 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C163 |
| 決定題名 | 蟹とばあさん(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 比嘉章光 |
| 話者名かな | ひがあきみつ |
| 生年月日 | 1934 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県中頭郡北中城村字喜舎場 |
| 記録日 | 19810705 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 中頭郡北中城村 T03 A14 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 艶笑譚 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 北中城の民話 P600 |
| キーワード | 爺さん,婆さん,散歩,小便,蟹,甲羅,ウフイーチグワー |
| 梗概(こうがい) | 爺さんと婆さんが夕方浜辺を散歩していた。そしたら、お婆さんは小便をもよおして海のそばでやったという。そしたら蟹が、「ここは水が湧くなあ。」と思ったから、来て食いついたそうですよね。そしたら、このお婆はもう痛くてたまらないから、「お爺よう。」と言って、お爺は、「何かなあ。」と、言ったら、「蟹が食いついておる。」と言うんですよね。そしたら、「こりゃたいへんだ。」と。蟹は食いついたら放さないんですよなあ。だから、そのまま家へ持って行って、蟹の甲羅を噛み割ったそうだ。そしたら、ようやく蟹が放したから、お婆は、「はあ、助かった。」と言って、ウフイーチグワーした。そしたら、翌日になってお婆はお爺に、「夕べは可笑しかったよね、お爺。」と言ったら、お爺は、「可笑しいは可笑しいが臭かったことよ。」と言っていたそうだ。これは笑い話だが。 |
| 全体の記録時間数 | 1:15 |
| 物語の時間数 | 1:02 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |