何代前の人かわかりませんが、安谷屋にターチバカーという墓があるんです。向こうの墓の中には大きな石造りの厨子甕が入っていますよ。そこのおばあちゃんの話では、その石造りの厨子甕は、外門の力持ちが一人で担いできたというんですがね。どこからか担いで来たかもしれないけれども、とにかく良い家の臣下の人で、多分勝連か与那城の人だろうと思います。それが四名でね、厨子甕を担いで来て、その石造りの厨子甕は、石寺というんですかね、それを置いて休んでおったそうです。たまたまそこに、外門の力持ちが来て、それを見たらまあ立派な石寺なもんだから、「綺麗ですね。相当重いでしょう。」って言ったら、相手が、「相当重いですよ。一人で担げるんだったらあんたにあげるよ。」と言ったわけですね、「本当に一人で担いだらもらっていいんですか。」と言ったら、「ああ、いいよ。」と言うから担いだそうですよ。「この墓の石寺は、外門の力持ちが一人でひっ担いでね、自分のところまで来たよ。」と言うようなことをそこのおばあちゃんは話しておりました。その石寺は今でも現存しているはずです。この人は、今の当主が二一代目ですからね、ずっと上の人だと思うんですが。
| レコード番号 | 47O383172 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C163 |
| 決定題名 | 外門の力持ちの話(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 安里常太郎 |
| 話者名かな | あさとじょうたろう |
| 生年月日 | 19180713 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県中頭郡北中城字喜舎場 |
| 記録日 | 19810705 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 中頭郡北中城村 T03 A08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 北中城の民話 P222 |
| キーワード | 安谷屋,ターチバカー,墓,石造りの厨子甕,外門の力持ち,臣下,勝連,与那城,石寺 |
| 梗概(こうがい) | 何代前の人かわかりませんが、安谷屋にターチバカーという墓があるんです。向こうの墓の中には大きな石造りの厨子甕が入っていますよ。そこのおばあちゃんの話では、その石造りの厨子甕は、外門の力持ちが一人で担いできたというんですがね。どこからか担いで来たかもしれないけれども、とにかく良い家の臣下の人で、多分勝連か与那城の人だろうと思います。それが四名でね、厨子甕を担いで来て、その石造りの厨子甕は、石寺というんですかね、それを置いて休んでおったそうです。たまたまそこに、外門の力持ちが来て、それを見たらまあ立派な石寺なもんだから、「綺麗ですね。相当重いでしょう。」って言ったら、相手が、「相当重いですよ。一人で担げるんだったらあんたにあげるよ。」と言ったわけですね、「本当に一人で担いだらもらっていいんですか。」と言ったら、「ああ、いいよ。」と言うから担いだそうですよ。「この墓の石寺は、外門の力持ちが一人でひっ担いでね、自分のところまで来たよ。」と言うようなことをそこのおばあちゃんは話しておりました。その石寺は今でも現存しているはずです。この人は、今の当主が二一代目ですからね、ずっと上の人だと思うんですが。 |
| 全体の記録時間数 | 1:32 |
| 物語の時間数 | 1:20 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |