喜舎場公と喜舎場子(共通語)

概要

喜舎場公は仲順大主より先の人らしい。この人は喜舎場の人じゃないがどこから来られたのか系統も分わからないね。戦国時代だからね、首里あたりから落人としてして来た人じゃないかなあと思うわけさ。義本王なんかもこの喜舎場公を頼りにして喜舎場に来たような話もあるから、その人より先だったね。で、この喜舎場公には、喜舎場子と言う男の子と、マシュラュと言う女の子と二人おったわけさ。この兄と妹が二人が喜舎場の山の上に登って見たら、あっちに津堅島が浮いて見えるんですよ。「あの津堅島は人が住まれる土地じゃないかなあ。」と兄弟話しとったわけ。そのとき二人はちょっと冒険好きでもあったでしょうね、「じゃあ行って見よう。」と言って、二人で船小で行ったわけ。行ったら向こうはアカマージで、今ニンジンやカボチャなんか盛んに作っているところだからこの島は一寸いいところでしたでしょうね。そこに住んだらその島に惚れてしまって、二人は家に帰るのを忘れてしまってね。そこで、男と女だから二人が一緒になっとった。だから、津堅はね、この二人の子孫だということになっている。その証拠にね、津堅から毎年こっちの喜舎場公を拝みに来るんですよ。また、こっちの喜舎場公の根所も仲間という屋号だが、津堅の根所もね、仲真次と付けてあって、屋号が似ておる。

再生時間:1:54

民話詳細DATA

レコード番号 47O383106
CD番号 47O38C160
決定題名 喜舎場公と喜舎場子(共通語)
話者がつけた題名
話者名 玉城安亀
話者名かな たましろあんき
生年月日 18981005
性別
出身地 沖縄県中頭郡北中城村字喜舎場
記録日 19810623
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 中頭郡北中城村 T01 A09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 北中城の民話 P46
キーワード 喜舎場公,仲順大主,戦国時代,首里,落人,義本王,喜舎場子,マシュラュ,津堅島,船小,アカマージ,ニンジン,カボチャ,根所,仲間,屋号,仲真次
梗概(こうがい) 喜舎場公は仲順大主より先の人らしい。この人は喜舎場の人じゃないがどこから来られたのか系統も分わからないね。戦国時代だからね、首里あたりから落人としてして来た人じゃないかなあと思うわけさ。義本王なんかもこの喜舎場公を頼りにして喜舎場に来たような話もあるから、その人より先だったね。で、この喜舎場公には、喜舎場子と言う男の子と、マシュラュと言う女の子と二人おったわけさ。この兄と妹が二人が喜舎場の山の上に登って見たら、あっちに津堅島が浮いて見えるんですよ。「あの津堅島は人が住まれる土地じゃないかなあ。」と兄弟話しとったわけ。そのとき二人はちょっと冒険好きでもあったでしょうね、「じゃあ行って見よう。」と言って、二人で船小で行ったわけ。行ったら向こうはアカマージで、今ニンジンやカボチャなんか盛んに作っているところだからこの島は一寸いいところでしたでしょうね。そこに住んだらその島に惚れてしまって、二人は家に帰るのを忘れてしまってね。そこで、男と女だから二人が一緒になっとった。だから、津堅はね、この二人の子孫だということになっている。その証拠にね、津堅から毎年こっちの喜舎場公を拝みに来るんですよ。また、こっちの喜舎場公の根所も仲間という屋号だが、津堅の根所もね、仲真次と付けてあって、屋号が似ておる。
全体の記録時間数 4:20
物語の時間数 1:54
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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