糸満で、ある人がまー言えば薩摩の人からねお金を借りて、何遍も請求されても払えないことになっておるんだが。この琉球のその人が薩摩の方にね「ぬじらーち、ぬじらーち」というその言葉をね教えてね、この人は言わば薩摩に帰るわけさぁーね。薩摩帰ったら、この薩摩の武士の母はね、この自分の嫁を守る為によ、自分は男装してね、夜はいつも寝ておると。そうしたら薩摩の武士は沖縄から家帰ったら、自分の家内がある男と寝ているわけさぁーね。これ実際は自分の母であると。やったらこの武士は沖縄の人から「ぬじらーち、ぬじらーひ引ち」ということを、刀を抜いてね切ろうとするところを思い出したわけさぁー。だが、こういうことを聞いたからと言って、一応確かめてからやろうといったらね。起こしたら自分の母であったと。そしてその母は「何故こんなことやったのか」と聞いたらね。「実はこうこうでね、あんたの言えば妻を守る為に私は男装して守っておった」と。これで自分の親を殺さないでよ、あの琉球のこの糸満の人が言うた言葉で、あ、自分があの言葉を聞いていなければ、もう母を殺しておったということで一応帰って来たら沖縄に帰ってるさーね。あんたからこうこういう何を聞かされて、自分の母もね命が助かったから、もうお金はいいということで、そのお金は白銀堂に埋めたという話は聞いたわけ。
| レコード番号 | 47O375205 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C223 |
| 決定題名 | 白銀堂由来 話千両(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 白銀堂由来 |
| 話者名 | 比嘉山三 |
| 話者名かな | ひがさんぞう |
| 生年月日 | 19110720 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村比謝矼 |
| 記録日 | 19770226 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第2班 |
| 元テープ番号 | 読谷村比謝矼T01B06 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 糸満,薩摩,借金,母,嫁を守る,男装,刀,白銀堂 |
| 梗概(こうがい) | 糸満で、ある人がまー言えば薩摩の人からねお金を借りて、何遍も請求されても払えないことになっておるんだが。この琉球のその人が薩摩の方にね「ぬじらーち、ぬじらーち」というその言葉をね教えてね、この人は言わば薩摩に帰るわけさぁーね。薩摩帰ったら、この薩摩の武士の母はね、この自分の嫁を守る為によ、自分は男装してね、夜はいつも寝ておると。そうしたら薩摩の武士は沖縄から家帰ったら、自分の家内がある男と寝ているわけさぁーね。これ実際は自分の母であると。やったらこの武士は沖縄の人から「ぬじらーち、ぬじらーひ引ち」ということを、刀を抜いてね切ろうとするところを思い出したわけさぁー。だが、こういうことを聞いたからと言って、一応確かめてからやろうといったらね。起こしたら自分の母であったと。そしてその母は「何故こんなことやったのか」と聞いたらね。「実はこうこうでね、あんたの言えば妻を守る為に私は男装して守っておった」と。これで自分の親を殺さないでよ、あの琉球のこの糸満の人が言うた言葉で、あ、自分があの言葉を聞いていなければ、もう母を殺しておったということで一応帰って来たら沖縄に帰ってるさーね。あんたからこうこういう何を聞かされて、自分の母もね命が助かったから、もうお金はいいということで、そのお金は白銀堂に埋めたという話は聞いたわけ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:04 |
| 物語の時間数 | 2:04 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |