カンカーというのはね、それは比謝の部落では、部落の入口ね。ここであれば、ここから三番目の筋道の中通りに縄を引っ張って、その縄に(豚の)骨や肉とかを結んで下げてね。また比謝の一番最後の所で引っ張って下げてね。これは魔除けだというふうにね。部落全体でね、子供達を集めて肉をね、それを一切れづつ木の葉ぱに入れて、皆に配って呉れてね、厄除けだといって。また子ども達だと、もう赤ん坊まで、肉は食べること出来ないが、わざと他人の子どもをおんぶして行って、「この子の分だよ」といって、肉を食べるために行った。一切れでも、二切れでも多く食べたほうがいいからね。今は贅沢になってね。昔は食べるものもそんなになかったからね。もうたくさん欲しいから、結局小さい子どもが居る家は、その日ばかりは子守はいらないし、皆が奪い合ってね。子どもを負ぶって家に戻って来たら、また別の人が来て、またその子を負ぶって行った。その肉は、一切れづつだったので、その子の分で二切れになるからね。だから子ども一人で十回ぐらい通ってね。そういうことがあったよ。
| レコード番号 | 47O375167 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C221 |
| 決定題名 | カンカー由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | カンカー由来 |
| 話者名 | 佐久川政喜 |
| 話者名かな | さくがわせいき |
| 生年月日 | 19251020 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村比謝 |
| 記録日 | 20010424 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 元テープ番号 | 読谷村比謝T05A06 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P232 |
| キーワード | カンカー,部落の入口,縄,骨や肉,魔除け |
| 梗概(こうがい) | カンカーというのはね、それは比謝の部落では、部落の入口ね。ここであれば、ここから三番目の筋道の中通りに縄を引っ張って、その縄に(豚の)骨や肉とかを結んで下げてね。また比謝の一番最後の所で引っ張って下げてね。これは魔除けだというふうにね。部落全体でね、子供達を集めて肉をね、それを一切れづつ木の葉ぱに入れて、皆に配って呉れてね、厄除けだといって。また子ども達だと、もう赤ん坊まで、肉は食べること出来ないが、わざと他人の子どもをおんぶして行って、「この子の分だよ」といって、肉を食べるために行った。一切れでも、二切れでも多く食べたほうがいいからね。今は贅沢になってね。昔は食べるものもそんなになかったからね。もうたくさん欲しいから、結局小さい子どもが居る家は、その日ばかりは子守はいらないし、皆が奪い合ってね。子どもを負ぶって家に戻って来たら、また別の人が来て、またその子を負ぶって行った。その肉は、一切れづつだったので、その子の分で二切れになるからね。だから子ども一人で十回ぐらい通ってね。そういうことがあったよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:38 |
| 物語の時間数 | 1:38 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |