三月の三日には、もうみんな遊びに出て行くでしょう。出て行くが、その首里のアットーメーは浜下りというのが出来なくて、海の砂を踏むことが出来なかったそうだ。そうしたら、今度は遊びに出て行ったら、もうきれいな男がアットーメーに惚れてしまった。そして今度は二人とも帰って行き、別れてそれぞれの家で寝ているのだが、そのハブが男に化けてもう女の家に行き来していたらしい。寝泊まりしては帰ったりしたので、あまりに不思議に思い、男が帰って後にその女の寝間を見てみるとハブのウロコが落ちていたって。そうしたら、「珍しいことだ」と、今度はそういうことがあるという話を出してね。そのアットーメーも、「今日は三月三日だから、三月三日は嘉例だから、是非浜の砂を踏まないといけない、家にばかりに閉じこもっていてはいけないから」と浜に行ったようだね。そして「浜の砂を踏んでくる」と、浜の砂を踏んで帰って来たら、このハブはもう「これは私には出来ない、私がこれに手をかけることは出来ない」と言って帰って行ったという話だよ。浜の砂を踏むということは、このハブ、アカマターの返しだいうことで浜遊びはするそうだよ。
| レコード番号 | 47O375034 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C215 |
| 決定題名 | アカマタ婿入(方言) |
| 話者がつけた題名 | アカマタ婿入 |
| 話者名 | 我謝ツル |
| 話者名かな | がじゃつる |
| 生年月日 | 19010310 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村大木 |
| 記録日 | 19770224 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第9班 |
| 元テープ番号 | 読谷村渡具知T06A12 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 三月の三日,首里のアットーメー,浜下りと,海の砂を踏む,男,ハブが男に化けてもう女の家に行き来していたらしい。寝泊まりしては帰ったりしたので、あまりに不思議に思い、男が帰って後にその女の寝間を見てみるとハブのウロコが落ちていたって。そうしたら、「珍しいことだ」と、今度はそういうことがあるという話を出してね。そのアットーメーも、「今日は三月三日だから、三月三日は嘉例だから、是非浜の砂を踏まないといけない、家にばかりに閉じこもっていてはいけないから」と浜に行ったようだね。そして「浜の砂を踏んでくる」と、浜の砂を踏んで帰って来たら、このハブはもう「これは私には出来ない、私がこれに手をかけることは出来ない」と言って帰って行ったという話だよ。浜の砂を踏むということは、このハブ、アカマターの返しだいうことで浜遊びはするそうだよ。 |
| 梗概(こうがい) | 三月の三日には、もうみんな遊びに出て行くでしょう。出て行くが、その首里のアットーメーは浜下りというのが出来なくて、海の砂を踏むことが出来なかったそうだ。そうしたら、今度は遊びに出て行ったら、もうきれいな男がアットーメーに惚れてしまった。そして今度は二人とも帰って行き、別れてそれぞれの家で寝ているのだが、そのハブが男に化けてもう女の家に行き来していたらしい。寝泊まりしては帰ったりしたので、あまりに不思議に思い、男が帰って後にその女の寝間を見てみるとハブのウロコが落ちていたって。そうしたら、「珍しいことだ」と、今度はそういうことがあるという話を出してね。そのアットーメーも、「今日は三月三日だから、三月三日は嘉例だから、是非浜の砂を踏まないといけない、家にばかりに閉じこもっていてはいけないから」と浜に行ったようだね。そして「浜の砂を踏んでくる」と、浜の砂を踏んで帰って来たら、このハブはもう「これは私には出来ない、私がこれに手をかけることは出来ない」と言って帰って行ったという話だよ。浜の砂を踏むということは、このハブ、アカマターの返しだいうことで浜遊びはするそうだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:57 |
| 物語の時間数 | 1:57 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |