楚辺の村に、屋嘉という家庭があったそうだ。そこは大きな赤い犬を飼っていたようだね。そして赤犬を飼っていたら、昔は水が不足さあ、水不足だったんだが、もう水がなくて皆が困って悩んでいる時に、その犬が浴びては出て来たりするのを見てね。これは確かにこの犬が行く所には水があるはずだから、この犬が行く所へ追って行って見なくちゃいけないと。後を追って行って見てみると、もう真っ暗い所に井戸があった。そうしてそこから、昔は松明しかないでしょう、松明。それに火を付けて犬を追って行って見ると、もう非常に水が豊富にあった。それからはそこの泉から水を汲んで使ったそうだ。屋嘉の赤犬が探したって、それが暗川だという話だよ。そして昔の楚辺には大屋といってあるが、その大屋という所は楚辺の根屋で、元家だよ。エイサーをする時にもそこから始める所だよ、盆踊りね。この犬を飼っていた所も門中だったので、この人達は歌まで作ってあったよ。楚辺の暗川の水は 石から湧くのか それを飲んでいる楚辺村の娘達は 言葉も固いよ。
| レコード番号 | 47O375032 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C215 |
| 決定題名 | 赤犬子 クラガー発見(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 我謝ツル |
| 話者名かな | がじゃつる |
| 生年月日 | 19010310 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村大木 |
| 記録日 | 19770224 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第9班 |
| 元テープ番号 | 読谷村渡具知T06A10 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P100 |
| キーワード | 楚辺,屋嘉,赤い犬,水不足,浴びて来た,暗い所,井戸,暗川,大屋,楚辺の根屋 |
| 梗概(こうがい) | 楚辺の村に、屋嘉という家庭があったそうだ。そこは大きな赤い犬を飼っていたようだね。そして赤犬を飼っていたら、昔は水が不足さあ、水不足だったんだが、もう水がなくて皆が困って悩んでいる時に、その犬が浴びては出て来たりするのを見てね。これは確かにこの犬が行く所には水があるはずだから、この犬が行く所へ追って行って見なくちゃいけないと。後を追って行って見てみると、もう真っ暗い所に井戸があった。そうしてそこから、昔は松明しかないでしょう、松明。それに火を付けて犬を追って行って見ると、もう非常に水が豊富にあった。それからはそこの泉から水を汲んで使ったそうだ。屋嘉の赤犬が探したって、それが暗川だという話だよ。そして昔の楚辺には大屋といってあるが、その大屋という所は楚辺の根屋で、元家だよ。エイサーをする時にもそこから始める所だよ、盆踊りね。この犬を飼っていた所も門中だったので、この人達は歌まで作ってあったよ。楚辺の暗川の水は 石から湧くのか それを飲んでいる楚辺村の娘達は 言葉も固いよ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:16 |
| 物語の時間数 | 2:16 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |