姥捨て山 難題(方言)

概要

昔は六十一歳になったら、その人達は働く事も出来ない何も出来なかった。子どもの厄介になるといって、空き墓に連れて行って「入って下さい」と、空き墓に連れて行って入れて朝、晩の食事は持って行ってあげていたそうだ。今度は、政府から御用を言いつかって、政府から灰縄を綯って来いという御用であったが、灰では縄は綯えないでしょう。灰縄御用と言われてもうその子ども達は大変悩んでいた。そこの村の人達も大変心配して、考えていたが、(どうしても)考えがえることが出来なかった。そして今度は「お前達はいったい何を悩んでいるのか、何の心配があるのか。心配事があるのなら聞かせなさい」とその親がおっしゃったので、「もう私達は、政府から灰縄を持って来なさいとの言い付けがあってこうして悩んでいるんですよ」と言った。すると「それは心配するな、縄は綯って(焼いて)落ちた灰をすぐ取っては駄目だから、取りやすい物に縄を置いて焼くと自然に灰縄になっているので、そうしなさい」と言った。「それでは、これで良いんですか」「良いよ」と。それをこのようにして政府に持って行った。するとこれは合格したので、もう済ませて来たよと喜んで村の人は帰って来た。そして「合格しましたよ、もう年寄りの考えはすごい、何でもやらせたら上手なので、今からは年寄りは非常に信頼して信じなければいけない」と。そうして空き墓からは家にお連れして来て、孝行をしたという話だよ。

再生時間:2:29

民話詳細DATA

レコード番号 47O375028
CD番号 47O37C215
決定題名 姥捨て山 難題(方言)
話者がつけた題名 姥捨て山
話者名 我謝ツル
話者名かな がじゃつる
生年月日 19010310
性別
出身地 沖縄県読谷村大木
記録日 19770224
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第9班
元テープ番号 読谷村渡具知T06A06
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P45
キーワード 六十一歳,空き墓,政府,御用,灰縄,合格したので、もう済ませて来たよと,年寄り,孝行
梗概(こうがい) 昔は六十一歳になったら、その人達は働く事も出来ない何も出来なかった。子どもの厄介になるといって、空き墓に連れて行って「入って下さい」と、空き墓に連れて行って入れて朝、晩の食事は持って行ってあげていたそうだ。今度は、政府から御用を言いつかって、政府から灰縄を綯って来いという御用であったが、灰では縄は綯えないでしょう。灰縄御用と言われてもうその子ども達は大変悩んでいた。そこの村の人達も大変心配して、考えていたが、(どうしても)考えがえることが出来なかった。そして今度は「お前達はいったい何を悩んでいるのか、何の心配があるのか。心配事があるのなら聞かせなさい」とその親がおっしゃったので、「もう私達は、政府から灰縄を持って来なさいとの言い付けがあってこうして悩んでいるんですよ」と言った。すると「それは心配するな、縄は綯って(焼いて)落ちた灰をすぐ取っては駄目だから、取りやすい物に縄を置いて焼くと自然に灰縄になっているので、そうしなさい」と言った。「それでは、これで良いんですか」「良いよ」と。それをこのようにして政府に持って行った。するとこれは合格したので、もう済ませて来たよと喜んで村の人は帰って来た。そして「合格しましたよ、もう年寄りの考えはすごい、何でもやらせたら上手なので、今からは年寄りは非常に信頼して信じなければいけない」と。そうして空き墓からは家にお連れして来て、孝行をしたという話だよ。
全体の記録時間数 2:29
物語の時間数 2:29
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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