夫婦の赤い糸(方言)

概要

赤と白の綱を交ぜて綯う所に行った。そこで「その綱は何をする綱ですか、タンメー」と言うと、「この綱は妻ね、夫婦の縁を結ぶ綱なんだよ」と言った。「そうだったら私の妻になる人は、何処の誰ですか」と言うと「あんたの妻になる人はあそこで薪を掃いている赤毛の子どもだよ、貴方の妻になると定まっているよ」と言った。「この子どもを生かしていたら、後々は私の妻になるので殺して捨ててしまおう」と、山の中に殺して捨てるつもりだったが。またそ1の子どもは、人に助けられた。情けのあるお爺さんとお婆さんの二人に助けられて、命は助かった。立身する時にはやはり、自分を殺そうとした男と結ばれたって。そして二人は結ばれた。男が、「お前の傷は何か訳があると思うが、どうしてつけた傷なのか」と言うと、「私は子どもの頃に、山で薪を掃いている時に野蛮者に会って、その人に殺されようとして、生きるか死ぬかの瀬戸際だったが、情けのある人に助けられて今はこうして立身もすることが出来ましたよ」と言ったらね。「そうしたら、この傷は確かに私が付けた傷だ、こらえてくれ」と言うと「昔の事はもうおっしゃらないで下さい」と言ったそうだ。

再生時間:1:27

民話詳細DATA

レコード番号 47O375023
CD番号 47O37C215
決定題名 夫婦の赤い糸(方言)
話者がつけた題名 夫婦の赤い糸
話者名 大湾三郎
話者名かな おおわんさぶろう
生年月日 18900119
性別
出身地 沖縄県読谷村渡具知
記録日 19770224
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第4班
元テープ番号 読谷村渡具知T06A01
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P27
キーワード 赤と白の綱,タンメー,夫婦の縁,赤毛の子ども,殺して捨てる,男と結ばれた,傷
梗概(こうがい) 赤と白の綱を交ぜて綯う所に行った。そこで「その綱は何をする綱ですか、タンメー」と言うと、「この綱は妻ね、夫婦の縁を結ぶ綱なんだよ」と言った。「そうだったら私の妻になる人は、何処の誰ですか」と言うと「あんたの妻になる人はあそこで薪を掃いている赤毛の子どもだよ、貴方の妻になると定まっているよ」と言った。「この子どもを生かしていたら、後々は私の妻になるので殺して捨ててしまおう」と、山の中に殺して捨てるつもりだったが。またそ1の子どもは、人に助けられた。情けのあるお爺さんとお婆さんの二人に助けられて、命は助かった。立身する時にはやはり、自分を殺そうとした男と結ばれたって。そして二人は結ばれた。男が、「お前の傷は何か訳があると思うが、どうしてつけた傷なのか」と言うと、「私は子どもの頃に、山で薪を掃いている時に野蛮者に会って、その人に殺されようとして、生きるか死ぬかの瀬戸際だったが、情けのある人に助けられて今はこうして立身もすることが出来ましたよ」と言ったらね。「そうしたら、この傷は確かに私が付けた傷だ、こらえてくれ」と言うと「昔の事はもうおっしゃらないで下さい」と言ったそうだ。
全体の記録時間数 1:27
物語の時間数 1:27
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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