男と女が居て、女二人に男一人、女二人で一人の男を奪い合っていたそうだ。それで一人の女は失恋して自殺してしまったようだ。別の女にその男を取られたのでね。そしてその女は、子どもを何人も産むが育たなくて、後は不思議に思い、「どうしてかな」と、ある人の話を聞いてみた。すると「自殺をした最初の女が幽霊に化けて来てお前達の子どもにクシャミをさせているよ、子どもが居なくなったかと思ったらクシャミをさせているんだね」と言ったって。そうしてクシャミをさせたりして、その時から子どもは居なくなっているからね。その後の子どもが産まれたから、「四日ジールには必ず幽霊が来るから、子どもの命を取って行くから、四日ジールには親戚や兄弟が集まってお祝いをして、クシャミをしたらみんなで『クスケー』と言いなさいね」と言った。そして、その時にクシャミをしたので、皆で「クスケー」と言ったら、その子どもは助かったって。子どもがクシャミをしたら「クスケー」と言うものだって。二回も命を取られて三番目に、ある人の話を聞いて、皆でそういうふうにしたわけだよ。この死んだ女の人はとても邪推深く、嫉妬でそのようにしたようだよ。そうしてその後からは「そうか、子ども達がクシャミをしたら『クスケー』と言うもんだね」、そして冷たい物を飲むときには「フーイン」と言うものだねと。それからの由来記になっているよ。
| レコード番号 | 47O374997 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C214 |
| 決定題名 | クスクェー由来(方言) |
| 話者がつけた題名 | クスクェー由来 |
| 話者名 | 大城静 |
| 話者名かな | おおしろしず |
| 生年月日 | 19050220 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村渡具知 |
| 記録日 | 19770224 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第15班 |
| 元テープ番号 | 読谷村渡具知T05B04 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P48 |
| キーワード | 男と女,自殺,子ども,幽霊,クシャミ,四日ジール,クスケー |
| 梗概(こうがい) | 男と女が居て、女二人に男一人、女二人で一人の男を奪い合っていたそうだ。それで一人の女は失恋して自殺してしまったようだ。別の女にその男を取られたのでね。そしてその女は、子どもを何人も産むが育たなくて、後は不思議に思い、「どうしてかな」と、ある人の話を聞いてみた。すると「自殺をした最初の女が幽霊に化けて来てお前達の子どもにクシャミをさせているよ、子どもが居なくなったかと思ったらクシャミをさせているんだね」と言ったって。そうしてクシャミをさせたりして、その時から子どもは居なくなっているからね。その後の子どもが産まれたから、「四日ジールには必ず幽霊が来るから、子どもの命を取って行くから、四日ジールには親戚や兄弟が集まってお祝いをして、クシャミをしたらみんなで『クスケー』と言いなさいね」と言った。そして、その時にクシャミをしたので、皆で「クスケー」と言ったら、その子どもは助かったって。子どもがクシャミをしたら「クスケー」と言うものだって。二回も命を取られて三番目に、ある人の話を聞いて、皆でそういうふうにしたわけだよ。この死んだ女の人はとても邪推深く、嫉妬でそのようにしたようだよ。そうしてその後からは「そうか、子ども達がクシャミをしたら『クスケー』と言うもんだね」、そして冷たい物を飲むときには「フーイン」と言うものだねと。それからの由来記になっているよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:43 |
| 物語の時間数 | 1:43 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |