火の神の話(方言)

概要

火の玉というのはね、その家庭の火を借りるんだって、昔の人の話だよ。あの火の玉というのはその家庭の火を借りるのだから、火は火の玉が持って来るのではなく、その家庭の火を借りるのだからね。この家庭は火を重宝にするので、ここだったら私も住まわれるはずだと。そうだが、そこが火の始末をきちんとする家庭だったら私はここには住めない。ここからは逃げ出さないといけないと、その家庭から出て行くという話を聞いたわけだよ。やっぱり火というのはそういうことだから、火の始末はきちんとしなさいよという事だよ。そういう事をよく年寄りの人達が話をして聞かせていたよ。火の玉は女だという話でしょう、火の取り扱いをするのは女だからね。だからちょうど言うならば、火を使ったり台所の火の始末がどうなっているのかとか、また夜でも、風呂釜なども回って見たりするのは多くは女がするんでしょう。だからこの家庭に住むことができるということで、そこに籠もって火の玉になるそうだ。またこの家庭では住めない、ここにいても住むことができないのでよそに出て行かなくちゃいけないと、その家庭から火の玉は抜け出て行くという話は聞いたよ。

再生時間:1:29

民話詳細DATA

レコード番号 47O374984
CD番号 47O37C214
決定題名 火の神の話(方言)
話者がつけた題名 ヒーダマの話
話者名 与座モウシ
話者名かな よざもうし
生年月日 18971207
性別
出身地 沖縄県読谷村渡具知
記録日 19770224
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第3班
元テープ番号 読谷村渡具知T05A20
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 民俗
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P129
キーワード 火の玉,家庭の火,重宝,火の始末,火の玉は女,台所の火,風呂釜
梗概(こうがい) 火の玉というのはね、その家庭の火を借りるんだって、昔の人の話だよ。あの火の玉というのはその家庭の火を借りるのだから、火は火の玉が持って来るのではなく、その家庭の火を借りるのだからね。この家庭は火を重宝にするので、ここだったら私も住まわれるはずだと。そうだが、そこが火の始末をきちんとする家庭だったら私はここには住めない。ここからは逃げ出さないといけないと、その家庭から出て行くという話を聞いたわけだよ。やっぱり火というのはそういうことだから、火の始末はきちんとしなさいよという事だよ。そういう事をよく年寄りの人達が話をして聞かせていたよ。火の玉は女だという話でしょう、火の取り扱いをするのは女だからね。だからちょうど言うならば、火を使ったり台所の火の始末がどうなっているのかとか、また夜でも、風呂釜なども回って見たりするのは多くは女がするんでしょう。だからこの家庭に住むことができるということで、そこに籠もって火の玉になるそうだ。またこの家庭では住めない、ここにいても住むことができないのでよそに出て行かなくちゃいけないと、その家庭から火の玉は抜け出て行くという話は聞いたよ。
全体の記録時間数 1:29
物語の時間数 1:29
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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