子育て幽霊(方言)

概要

身ごもったままね、身ごもったまま亡くなったが、おそらく臨月になっていたんでしょうね。亡くなったので、そのまま葬式をしたんでしょうね、身ごもったまま。親は亡くなっているのに子どもは生きていたんでしょう。そして送ったら、その子どもは産まれて生きていたんでしょうね。多分産まれていたんでしょう。その辺りから這っていた。それからウチカビというのは、法事にはいつも供えるでしょう。そのウチカビなんだが、町に饅頭を買いに来たりしていたって。その女の人が、もう決まった時間に買いに来たりして、その人が出て行って後に、(お金を見てみると)ウチカビになっていたって。そうして「ああ、これはもう」と、その人も感の強い人だったんでしょうね。そしてそのお金で買っては行ったりしていたが、もうそれはウチカビになっていた。「これは珍しいことだ」と墓の前まで追って行くと墓の中に入って行ったそうだ。そうしたら、おそらく主人に言ったんでしょうね。「こういう事があったよ」と言ったら、大変珍しい事だといって、その墓を開けて見たそうだ。そうしたら子どもはそこから這いずり回って、(親は)骨になっていたって。(今は)時間というのがあるでしょう。昔は埋葬だったから、こういうふうにさせてはいけないと。今では是非二十四時間は置かないといけない。すぐに納めてはいけないとか何とか。おそらく昔の人は亡くなったら、急いで葬ったんでしょうね。

再生時間:1:35

民話詳細DATA

レコード番号 47O374982
CD番号 47O37C214
決定題名 子育て幽霊(方言)
話者がつけた題名 子育て幽霊
話者名 宮城カマド
話者名かな みやぎかまど
生年月日 19061228
性別
出身地 沖縄県読谷村大湾
記録日 19770224
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第3班
元テープ番号 読谷村渡具知T05A18
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P19
キーワード 身ごもったままね、身ごもったまま亡くなったが、おそらく臨月になっていたんでしょうね。亡くなったので、そのまま葬式をしたんでしょうね、身ごもったまま。親は亡くなっているのに子どもは生きていたんでしょう。そして送ったら、その子どもは産まれて生きていたんでしょうね。多分産まれていたんでしょう。その辺りから這っていた。それからウチカビというのは、法事にはいつも供えるでしょう。そのウチカビなんだが、町に饅頭を買いに来たりしていたって。その女の人が、もう決まった時間に買いに来たりして、その人が出て行って後に、(お金を見てみると)ウチカビになっていたって。そうして「ああ、これはもう」と、その人も感の強い人だったんでしょうね。そしてそのお金で買っては行ったりしていたが、もうそれはウチカビになっていた。「これは珍しいことだ」と墓の前まで追って行くと墓の中に入って行ったそうだ。そうしたら、おそらく主人に言ったんでしょうね。「こういう事があったよ」と言ったら、大変珍しい事だといって、その墓を開けて見たそうだ。そうしたら子どもはそこから這いずり回って、(親は)骨になっていたって。(今は)時間というのがあるでしょう。昔は埋葬だったから、こういうふうにさせてはいけないと。今では是非二十四時間は置かないといけない。すぐに納めてはいけないとか何とか。おそらく昔の人は亡くなったら、急いで葬ったんでしょうね。
梗概(こうがい) 身ごもったままね、身ごもったまま亡くなったが、おそらく臨月になっていたんでしょうね。亡くなったので、そのまま葬式をしたんでしょうね、身ごもったまま。親は亡くなっているのに子どもは生きていたんでしょう。そして送ったら、その子どもは産まれて生きていたんでしょうね。多分産まれていたんでしょう。その辺りから這っていた。それからウチカビというのは、法事にはいつも供えるでしょう。そのウチカビなんだが、町に饅頭を買いに来たりしていたって。その女の人が、もう決まった時間に買いに来たりして、その人が出て行って後に、(お金を見てみると)ウチカビになっていたって。そうして「ああ、これはもう」と、その人も感の強い人だったんでしょうね。そしてそのお金で買っては行ったりしていたが、もうそれはウチカビになっていた。「これは珍しいことだ」と墓の前まで追って行くと墓の中に入って行ったそうだ。そうしたら、おそらく主人に言ったんでしょうね。「こういう事があったよ」と言ったら、大変珍しい事だといって、その墓を開けて見たそうだ。そうしたら子どもはそこから這いずり回って、(親は)骨になっていたって。(今は)時間というのがあるでしょう。昔は埋葬だったから、こういうふうにさせてはいけないと。今では是非二十四時間は置かないといけない。すぐに納めてはいけないとか何とか。おそらく昔の人は亡くなったら、急いで葬ったんでしょうね。
全体の記録時間数 1:35
物語の時間数 1:35
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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