渡具知の拝所(方言)

概要

渡具知にちょうど五、六、七、八代前からいらっしゃって、そこが育った所だったのか。そうして渡具知の字の始まりはそこの井戸水を飲んで育っていた。自分達の親祖父母は根所だったようだよ。そしてその人達はみんな亡くなっていないでしょう、世の中が大変で。渡具知は大変な所で世の中を治める人が居なかったんでしょう。そうして七、八代からはもう居なくなったので、その八代からは次男なんだよ。長男は居なく、その近い人を跡継ぎとしてね。そのようにしてみんな余所から入って来たりしているわけだよ。そこの娘も入ったりして、そこで育った人達が、だいたい六、七世帯くらい潟原の方にあるよ。それから、水を飲まれた井戸はタチクチ井戸といって今も残っているよ。それからまた隣には字竜宮といってあるよ、タチクチ井戸と字竜宮があるわけさ。そして御願御嶽の下には御嶽の神がいらっしゃるよ。それからまた少し越えると産井戸がある。そして鎮グサイ井戸があるよ。山原の金武とは親祖父母の時代から交わりがあったのか、そこに鎮井戸がある。そこを登って行くと地頭火ヌ神があって、ここに来ると字井戸といってもあり字グサイ井戸の蔵元の屋敷にあるよ。後からは、蔵根といっていてそこの屋敷内に字の井戸があって地頭も出てからのことだよ。そしてその下には最初の所から登って掘った井戸なので新井戸といっているよ。それからカンカー火の神もあって、そしてメーヌハンタにはアビラウンケン(梵字碑)といって七福神が居るが、ゴサマの神があって東西南北、四カ所を守っている神が居て沢山の石があるよ。そして西の方に行くと西の御嶽があって、字の入口には中原のイリファの神があるよ。それで水が足りなくてはとアシビナーの所に新井戸といって掘ってあるよ。アシビナー井戸ともいうよ。

再生時間:2:46

民話詳細DATA

レコード番号 47O374975
CD番号 47O37C213
決定題名 渡具知の拝所(方言)
話者がつけた題名 渡具知の拝所
話者名 宮城カマド
話者名かな みやぎかまど
生年月日 19061228
性別
出身地 沖縄県読谷村大湾
記録日 19770224
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第3班
元テープ番号 読谷村渡具知T05A11
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 民俗
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P119
キーワード 渡具知,井戸水,根所,潟原,タチクチ井戸,字竜宮,御願御嶽,産井戸,鎮グサイ井戸,山原の金武,地頭火ヌ神,字井戸,字グサイ井戸の蔵元の屋敷,カンカー火の神,メーヌハンタ,アビラウンケン,七福神,ゴサマの神,西の御嶽,中原のイリファの神,アシビナー,新井戸,アシビナー井戸
梗概(こうがい) 渡具知にちょうど五、六、七、八代前からいらっしゃって、そこが育った所だったのか。そうして渡具知の字の始まりはそこの井戸水を飲んで育っていた。自分達の親祖父母は根所だったようだよ。そしてその人達はみんな亡くなっていないでしょう、世の中が大変で。渡具知は大変な所で世の中を治める人が居なかったんでしょう。そうして七、八代からはもう居なくなったので、その八代からは次男なんだよ。長男は居なく、その近い人を跡継ぎとしてね。そのようにしてみんな余所から入って来たりしているわけだよ。そこの娘も入ったりして、そこで育った人達が、だいたい六、七世帯くらい潟原の方にあるよ。それから、水を飲まれた井戸はタチクチ井戸といって今も残っているよ。それからまた隣には字竜宮といってあるよ、タチクチ井戸と字竜宮があるわけさ。そして御願御嶽の下には御嶽の神がいらっしゃるよ。それからまた少し越えると産井戸がある。そして鎮グサイ井戸があるよ。山原の金武とは親祖父母の時代から交わりがあったのか、そこに鎮井戸がある。そこを登って行くと地頭火ヌ神があって、ここに来ると字井戸といってもあり字グサイ井戸の蔵元の屋敷にあるよ。後からは、蔵根といっていてそこの屋敷内に字の井戸があって地頭も出てからのことだよ。そしてその下には最初の所から登って掘った井戸なので新井戸といっているよ。それからカンカー火の神もあって、そしてメーヌハンタにはアビラウンケン(梵字碑)といって七福神が居るが、ゴサマの神があって東西南北、四カ所を守っている神が居て沢山の石があるよ。そして西の方に行くと西の御嶽があって、字の入口には中原のイリファの神があるよ。それで水が足りなくてはとアシビナーの所に新井戸といって掘ってあるよ。アシビナー井戸ともいうよ。
全体の記録時間数 2:46
物語の時間数 2:46
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP