雨蛙不孝(共通語)

概要

これはよ、大変なあまのじゃくで、親の言う事にすべて反対にしていたって。親が「潮水を汲んで来なさいよ」と言ったら水を汲んで来て。「今日は水汲んで来なさいよ」と言ったら潮水を汲んで来たって。そしたら、これは親の言う事には反対にするひねくれ者だから、これにまともに言っても無駄だと思ってね。今度は、また親が死にそうになったので、「もう私が死んだらね、川原の方に葬ってくれよ」と、そう言っておけば陸の方に葬ってくれるだろうと親は考えていたようだ。そうしたら、今度はその時に限ってわざわざ川原の方に送ってあるわけだよ、親をね。その時には正直に川原の方に送ったので、雨が降りそうになると、「もう私の親は、この川原の水が流れたら、私の親の墓も一緒に流されないかな」と。それで雨が降りそうになるといつも泣くという、そんな話を聞いているよ。

再生時間:2:27

民話詳細DATA

レコード番号 47O374966
CD番号 47O37C213
決定題名 雨蛙不孝(共通語)
話者がつけた題名 雨蛙不孝
話者名 大湾シズ
話者名かな おおわんしず
生年月日 19120805
性別
出身地 沖縄県読谷村渡具知
記録日 19770224
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第3班
元テープ番号 読谷村渡具知T05A02
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 動物昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 大変なあまのじゃく,反対,潮水,水,親が死にそう,川原,陸,雨
梗概(こうがい) これはよ、大変なあまのじゃくで、親の言う事にすべて反対にしていたって。親が「潮水を汲んで来なさいよ」と言ったら水を汲んで来て。「今日は水汲んで来なさいよ」と言ったら潮水を汲んで来たって。そしたら、これは親の言う事には反対にするひねくれ者だから、これにまともに言っても無駄だと思ってね。今度は、また親が死にそうになったので、「もう私が死んだらね、川原の方に葬ってくれよ」と、そう言っておけば陸の方に葬ってくれるだろうと親は考えていたようだ。そうしたら、今度はその時に限ってわざわざ川原の方に送ってあるわけだよ、親をね。その時には正直に川原の方に送ったので、雨が降りそうになると、「もう私の親は、この川原の水が流れたら、私の親の墓も一緒に流されないかな」と。それで雨が降りそうになるといつも泣くという、そんな話を聞いているよ。
全体の記録時間数 2:27
物語の時間数 2:27
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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