あの兄弟だったかね、兄は少し普通の人とは違っていて、赤ちゃんを見せられなかった。今度は、この兄を暴れさせたらいけない、どうにかして退治しないといけないとウナイは考えたようだ。ウナイが赤ちゃんを産んで、その兄の家に行ったら「赤ちゃんの臭いがするね」と言って臭いを嗅いでいたそうです。「これは本当だな」と。そうして包丁を研ぎ始めたので、ウナイがこうさせてはいけないといって「ね兄さん(アヒー)、私に良い考えがあるので、師走の七日に私が餅を作って来るので兄さん一緒に食べようね」そしてその餅作る日に、自分の食べるのはトーンチムーチーを作ってその鬼(兄)に食べさせるのは瓦の割れを、ムーチーに似ているでしょう。そして、それを包んで「これはアヒーの物、これは私の物」と食べさせた。そして崖を後ろにしてその鬼を座らせて、自分は広い安全な所に座って危険な所には鬼を座らせていた。そして餅を食べようとするが、なかなか食べられないでしょう。そうしたら今度は、「今日のムーチーは誰が多く食べたか勝負してみよう」と言ったら、ウナイが「今日のムーチーは私が多く食べているよ」と「あんたはたいして食べてないよ、私が多く食べている」「そうしたらね、アヒーの口は一つでしょう、私は二つあるよ」と言ったら「人間に口が二つあるということはない、口はみな一つしかないよ」と言ったら「私は二つあるよ、アヒーにはないでしょう」と言ったら「そうしたら見るか」「見せてくれ」と言って「一つはこの口ね」一つは陰部を開けて見せて「これは鬼を食う口だよ」と見せたそうだ。それで驚いて崖から落ちてしまったそうだ。
| レコード番号 | 47O374956 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C213 |
| 決定題名 | 鬼餅由来(方言) |
| 話者がつけた題名 | 鬼餅由来(方言) |
| 話者名 | 我謝ツル |
| 話者名かな | がじゃつる |
| 生年月日 | 19010310 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村大木 |
| 記録日 | 19770224 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第16班 |
| 元テープ番号 | 読谷村渡具知T04B12 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P7 |
| キーワード | あの兄弟だったかね、兄は少し普通の人とは違っていて、赤ちゃんを見せられなかった。今度は、この兄を暴れさせたらいけない、どうにかして退治しないといけないとウナイは考えたようだ。ウナイが赤ちゃんを産んで、その兄の家に行ったら「赤ちゃんの臭いがするね」と言って臭いを嗅いでいたそうです。「これは本当だな」と。そうして包丁を研ぎ始めたので、ウナイがこうさせてはいけないといって「ね兄さん(アヒー)、私に良い考えがあるので、師走の七日に私が餅を作って来るので兄さん一緒に食べようね」そしてその餅作る日に、自分の食べるのはトーンチムーチーを作ってその鬼(兄)に食べさせるのは瓦の割れを、ムーチーに似ているでしょう。そして、それを包んで「これはアヒーの物、これは私の物」と食べさせた。そして崖を後ろにしてその鬼を座らせて、自分は広い安全な所に座って危険な所には鬼を座らせていた。そして餅を食べようとするが、なかなか食べられないでしょう。そうしたら今度は、「今日のムーチーは誰が多く食べたか勝負してみよう」と言ったら、ウナイが「今日のムーチーは私が多く食べているよ」と「あんたはたいして食べてないよ、私が多く食べている」「そうしたらね、アヒーの口は一つでしょう、私は二つあるよ」と言ったら「人間に口が二つあるということはない、口はみな一つしかないよ」と言ったら「私は二つあるよ、アヒーにはないでしょう」と言ったら「そうしたら見るか」「見せてくれ」と言って「一つはこの口ね」一つは陰部を開けて見せて「これは鬼を食う口だよ」と見せたそうだ。それで驚いて崖から落ちてしまったそうだ。 |
| 梗概(こうがい) | あの兄弟だったかね、兄は少し普通の人とは違っていて、赤ちゃんを見せられなかった。今度は、この兄を暴れさせたらいけない、どうにかして退治しないといけないとウナイは考えたようだ。ウナイが赤ちゃんを産んで、その兄の家に行ったら「赤ちゃんの臭いがするね」と言って臭いを嗅いでいたそうです。「これは本当だな」と。そうして包丁を研ぎ始めたので、ウナイがこうさせてはいけないといって「ね兄さん(アヒー)、私に良い考えがあるので、師走の七日に私が餅を作って来るので兄さん一緒に食べようね」そしてその餅作る日に、自分の食べるのはトーンチムーチーを作ってその鬼(兄)に食べさせるのは瓦の割れを、ムーチーに似ているでしょう。そして、それを包んで「これはアヒーの物、これは私の物」と食べさせた。そして崖を後ろにしてその鬼を座らせて、自分は広い安全な所に座って危険な所には鬼を座らせていた。そして餅を食べようとするが、なかなか食べられないでしょう。そうしたら今度は、「今日のムーチーは誰が多く食べたか勝負してみよう」と言ったら、ウナイが「今日のムーチーは私が多く食べているよ」と「あんたはたいして食べてないよ、私が多く食べている」「そうしたらね、アヒーの口は一つでしょう、私は二つあるよ」と言ったら「人間に口が二つあるということはない、口はみな一つしかないよ」と言ったら「私は二つあるよ、アヒーにはないでしょう」と言ったら「そうしたら見るか」「見せてくれ」と言って「一つはこの口ね」一つは陰部を開けて見せて「これは鬼を食う口だよ」と見せたそうだ。それで驚いて崖から落ちてしまったそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:49 |
| 物語の時間数 | 2:49 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |