話千両(方言)

概要

ちょうど昔の話ですがね、あの旅に行く場合によ、三世相の所に行ったそうですよ。三世相の所に行ったら、三世相の話ですよ。「あんたおれは旅に行くから、どうしたら良いことやりますか」と三世相にいったらね、三世相の話がですよ。あのあれさー御馳走さーんむぬぐぐり、御馳走食べらしたならばもいまー関心何か考えなさいという意味さーぬぐくり。それから女ぉ戦ぬ先行い急がー周り。こういう三つの話を聞いてね、そう言ってお金払う時にね、幾らかかるかといったらね。その人に「幾らかかりますか」と言ったら、六円、三百貫と、昔の六円、三百貫。だから一言葉で二円ずつ、その人はまたお金はそれだけしか持っていなかったそうですよ旅には行くか。まー今と昔と違って今足歩くでしょう、乗り物がないで。ずっと歩く時には宿借りなけなきゃいけないから、ちょうど旅館ですね、そっちに泊まらなきゃいけないからそっちに泊まったらしいよその家に。だから他人のね、非常に御馳走出してあったらしいよ。これを感じておるさー分かるところこんな話、あれー三世相の話と大概当たるなーと言う感心しているわけさー。だから、それから眠る時によー、自分の、この娘一緒に眠したそうです。その男と泊まらしたそうです。だからこれも感じておるさー。この三世相の話に。女戦ぬ先行いとあるから。これも考えないといけんなーと言って、泊まっておるけれどもそれ考えてあれさー夜明きどぅーしーその男は眠れなかったそうですよ。眠らんとどーするかというと、その主人ぬよー眠った自分の娘の手首よー、手の首縄でくびってよ、そうぢてずっと自分が捕まえてそれは何の為であるかと言ったら、このいーどぅーしちするさーね。この紐引けばあんたは起きてきなさいという意味だったそうだ。それは何でこうしたかいえばね、この人、今の如きだいきで何かこの二人泊まっておるから一人を殺してね、その男を殺して金を奮い取るという考え。だからこの女一緒に眠しておるとただ殺せば分かるんですよ。だから女はいーどぅーして、その人は感心してね、泊まった人は。いーどぅーくびるのはね、自分の手にいーどぅーくびったそうですよ。自分の手の首にいーどぅーは紐。そうしたら時分なったら夜中になったらいーどぅー引いたおるわけさー。これ外したからこれ感じたなーと思ってね、何か感じさせるなーと思って、だからあのあれさー、ちょうど三世相の話聞ちすんりるんさー。だからいーどぅーは自分の手の首から外してね。そして逃げようとしたらね、その宿の主はね、包丁研いでいる。とぉしにだからびったかして逃げたらね、包丁もってあれさーその人追いかけてくるさー。だからまたこのユタの所にスムチの所に急がー周れと言う話も聞いたわけね。あーこれはこの話があったからこれはまー準道なるでしょ、準道でもあるけども、急がー周れという言葉があったからこの横道に遠いところに周ったわけさー。だからこの人を殺そうと追いかけた人はこの道を通る。急がー周れと考えた人はこれを通ったから追いつけても追いつけても分からないようになって命を助かった。で、あので、女ぉ戦ぬ先走い、御馳走さーむぬ心、あぬ急がー周れという言葉はこれから出たそうです。

再生時間:2:27

民話詳細DATA

レコード番号 47O374942
CD番号 47O37C212
決定題名 話千両(方言)
話者がつけた題名 三人相の話
話者名 大湾三郎
話者名かな おおわんさぶろう
生年月日 18900119
性別
出身地 沖縄県読谷村渡具知
記録日 19770225
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第4班
元テープ番号 読谷村渡具知T04A02
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 旅,三世相,御馳走,女,戦,六円,三百貫,乗り物,宿,娘,金を奮い取る,包丁
梗概(こうがい) ちょうど昔の話ですがね、あの旅に行く場合によ、三世相の所に行ったそうですよ。三世相の所に行ったら、三世相の話ですよ。「あんたおれは旅に行くから、どうしたら良いことやりますか」と三世相にいったらね、三世相の話がですよ。あのあれさー御馳走さーんむぬぐぐり、御馳走食べらしたならばもいまー関心何か考えなさいという意味さーぬぐくり。それから女ぉ戦ぬ先行い急がー周り。こういう三つの話を聞いてね、そう言ってお金払う時にね、幾らかかるかといったらね。その人に「幾らかかりますか」と言ったら、六円、三百貫と、昔の六円、三百貫。だから一言葉で二円ずつ、その人はまたお金はそれだけしか持っていなかったそうですよ旅には行くか。まー今と昔と違って今足歩くでしょう、乗り物がないで。ずっと歩く時には宿借りなけなきゃいけないから、ちょうど旅館ですね、そっちに泊まらなきゃいけないからそっちに泊まったらしいよその家に。だから他人のね、非常に御馳走出してあったらしいよ。これを感じておるさー分かるところこんな話、あれー三世相の話と大概当たるなーと言う感心しているわけさー。だから、それから眠る時によー、自分の、この娘一緒に眠したそうです。その男と泊まらしたそうです。だからこれも感じておるさー。この三世相の話に。女戦ぬ先行いとあるから。これも考えないといけんなーと言って、泊まっておるけれどもそれ考えてあれさー夜明きどぅーしーその男は眠れなかったそうですよ。眠らんとどーするかというと、その主人ぬよー眠った自分の娘の手首よー、手の首縄でくびってよ、そうぢてずっと自分が捕まえてそれは何の為であるかと言ったら、このいーどぅーしちするさーね。この紐引けばあんたは起きてきなさいという意味だったそうだ。それは何でこうしたかいえばね、この人、今の如きだいきで何かこの二人泊まっておるから一人を殺してね、その男を殺して金を奮い取るという考え。だからこの女一緒に眠しておるとただ殺せば分かるんですよ。だから女はいーどぅーして、その人は感心してね、泊まった人は。いーどぅーくびるのはね、自分の手にいーどぅーくびったそうですよ。自分の手の首にいーどぅーは紐。そうしたら時分なったら夜中になったらいーどぅー引いたおるわけさー。これ外したからこれ感じたなーと思ってね、何か感じさせるなーと思って、だからあのあれさー、ちょうど三世相の話聞ちすんりるんさー。だからいーどぅーは自分の手の首から外してね。そして逃げようとしたらね、その宿の主はね、包丁研いでいる。とぉしにだからびったかして逃げたらね、包丁もってあれさーその人追いかけてくるさー。だからまたこのユタの所にスムチの所に急がー周れと言う話も聞いたわけね。あーこれはこの話があったからこれはまー準道なるでしょ、準道でもあるけども、急がー周れという言葉があったからこの横道に遠いところに周ったわけさー。だからこの人を殺そうと追いかけた人はこの道を通る。急がー周れと考えた人はこれを通ったから追いつけても追いつけても分からないようになって命を助かった。で、あので、女ぉ戦ぬ先走い、御馳走さーむぬ心、あぬ急がー周れという言葉はこれから出たそうです。
全体の記録時間数 2:27
物語の時間数 2:27
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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