牛の厄払い(方言)

概要

この牛の伝染病というもの。牛は皆飼っているので、伝染病にかかったりしてね。これはどうしたら治るかと御願所も造って祀りもして治そうとした。「そうか、これを追い払うには、フルチ、布を織るフルチを、牛小屋の所に結んで下げて、それを祀っていたらだんだんここに牛に病気を蒔きにくるが、あー、これは不思議なもの、大変な敵なものが下がっているなー」と。ちょうど昔は経文を置いていたら、そこには入れなかったことと同じ事だねーと私達は聞いたがね。フルチね、布を織るフルチを結んで下げておきなさいよ。「必ずあなたの牛に、あなたの家だけにしか来ないのか」と余所の人が言ったので、「私達はどうしたことか、牛を買ってくるたびに病気にかかってね」と言うと、「もしそうだとしたら、すぐフルチを結んで両方に下げていたら、それを見て牛に病気を蒔きにきた人が感心して、危ない、あーここには敵がいる」と思ってそれで引き返したという事。この牛もそのようにして治ったそうだ。

再生時間:1:48

民話詳細DATA

レコード番号 47O374912
CD番号 47O37C211
決定題名 牛の厄払い(方言)
話者がつけた題名 牛ぬフーチ
話者名 吉浜亀
話者名かな よしはまかめ
生年月日 18910616
性別
出身地 沖縄県那覇市西武門
記録日 19770224
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第4班
元テープ番号 読谷村渡具知T02A13
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 民俗
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P124
キーワード 牛の伝染病,フルチ,牛小屋
梗概(こうがい) この牛の伝染病というもの。牛は皆飼っているので、伝染病にかかったりしてね。これはどうしたら治るかと御願所も造って祀りもして治そうとした。「そうか、これを追い払うには、フルチ、布を織るフルチを、牛小屋の所に結んで下げて、それを祀っていたらだんだんここに牛に病気を蒔きにくるが、あー、これは不思議なもの、大変な敵なものが下がっているなー」と。ちょうど昔は経文を置いていたら、そこには入れなかったことと同じ事だねーと私達は聞いたがね。フルチね、布を織るフルチを結んで下げておきなさいよ。「必ずあなたの牛に、あなたの家だけにしか来ないのか」と余所の人が言ったので、「私達はどうしたことか、牛を買ってくるたびに病気にかかってね」と言うと、「もしそうだとしたら、すぐフルチを結んで両方に下げていたら、それを見て牛に病気を蒔きにきた人が感心して、危ない、あーここには敵がいる」と思ってそれで引き返したという事。この牛もそのようにして治ったそうだ。
全体の記録時間数 1:48
物語の時間数 1:48
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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