私はこれから、何十代、何百年も前の時代の、雀とひよ鳥の話をしようと思っています。昔ある所に、お父さんとお母さんがいらっしゃったそうですが。そうして、急にお父さんが病気になってしまって、雀とひよ鳥は、兄弟だったそうですが。突然親が病気にかかったので、今すぐ子供達は来なさいと連絡した。連絡すると、雀は大急ぎで、すぐ駆けつけて親の臨終を看取ることができた。このひよ鳥というのは、あんまりおしゃれになりすぎて、もうああしたりこうしたりして、化粧したりするのに時間がかかり、親の臨終を看取ることができなかったそうです。 それで、亡くなる前に親は雀に、「お前は親孝行者だから、一生倉の近くで、倉からこぼれる米を拾って、暮らしなさい。」と遺言した。それで雀は今でも、いつも倉の周辺で生活しているそうです。その反面また、このひよ鳥は親不孝者となって、親の臨終を看取ることもできなかったので、今でも、岩場から歩いて生活しているそうだ。そういう昔の伝え話を、八十余りなる方からちょっと耳にしました。私もはっきりしたことは分かりませんが、こういう話を片耳にしましたので、今日はその話をいたしました。
| レコード番号 | 47O374315 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C187 |
| 決定題名 | 雀孝行(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 仲栄真三郎 |
| 話者名かな | なかえまさぶろう |
| 生年月日 | 19150417 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村大木 |
| 記録日 | 19770508 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村大木T05A02 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 動物昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集13 大木・長田・牧原の民話P4 |
| キーワード | 雀,ひよ鳥,お母さん,お父さんが病気,今すぐ子供達は来なさい,雀は大急ぎで駆けつけた,親の臨終を看取った,おしゃれ,化粧,親孝行者,倉,米,岩場 |
| 梗概(こうがい) | 私はこれから、何十代、何百年も前の時代の、雀とひよ鳥の話をしようと思っています。昔ある所に、お父さんとお母さんがいらっしゃったそうですが。そうして、急にお父さんが病気になってしまって、雀とひよ鳥は、兄弟だったそうですが。突然親が病気にかかったので、今すぐ子供達は来なさいと連絡した。連絡すると、雀は大急ぎで、すぐ駆けつけて親の臨終を看取ることができた。このひよ鳥というのは、あんまりおしゃれになりすぎて、もうああしたりこうしたりして、化粧したりするのに時間がかかり、親の臨終を看取ることができなかったそうです。 それで、亡くなる前に親は雀に、「お前は親孝行者だから、一生倉の近くで、倉からこぼれる米を拾って、暮らしなさい。」と遺言した。それで雀は今でも、いつも倉の周辺で生活しているそうです。その反面また、このひよ鳥は親不孝者となって、親の臨終を看取ることもできなかったので、今でも、岩場から歩いて生活しているそうだ。そういう昔の伝え話を、八十余りなる方からちょっと耳にしました。私もはっきりしたことは分かりませんが、こういう話を片耳にしましたので、今日はその話をいたしました。 |
| 全体の記録時間数 | 1:44 |
| 物語の時間数 | 1:44 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |