浜千鳥由来(シマグチ)

概要

ある所での話だがね。大変きれいな娘がいて、猿を大変可愛がっていたらしい。そうしているうちに、娘は猿に犯されてしまったので、このままではいけないと、父親はこの猿をそのまま生かしておいたら何をするか分からないと思った。それで猿を殺して、娘も一緒に海に流したとか言っていたのだが…。そうなんだが、猿は生きて返って来たということだったかな。それから浜に着いて、「チューイ チューイ。」と鳴くようになったって。私の親は(どうしているだろうと)『旅や浜宿り 草葉(くさは)ぬ葉どぅ、枕〈旅は浜に宿り 草葉の葉が枕なんだよ聴取』と言ってね。親はそのように躾けたのだが、もう昔は少しでも悪い事をしようものなら、大変だったさあ。浜千鳥節で、浜で「チューイ チューイ。」と鳴いているのは、親の面影を忍んでいるという話。浜千鳥節に道理があるらしいよ。浜で「チューイチューイ。」鳴くのも、「浜や旅宿。」というのにもひとつの道理があって、これをまた歌にして、踊りも作ったというわけだってよ。

再生時間:1:13

民話詳細DATA

レコード番号 47O374230
CD番号 47O37C184
決定題名 浜千鳥由来(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 長浜マツ
話者名かな ながはままつ
生年月日 19070615
性別
出身地 沖縄県読谷村大木
記録日 19761219
記録者の所属組織 読谷村民話調査団
元テープ番号 読谷村大木T01B08
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集13 大木・長田・牧原の民話P147
キーワード 大変きれいな娘,猿,娘は猿に犯された,父親,猿を殺して娘も一緒に海に流した,浜千鳥節
梗概(こうがい) ある所での話だがね。大変きれいな娘がいて、猿を大変可愛がっていたらしい。そうしているうちに、娘は猿に犯されてしまったので、このままではいけないと、父親はこの猿をそのまま生かしておいたら何をするか分からないと思った。それで猿を殺して、娘も一緒に海に流したとか言っていたのだが…。そうなんだが、猿は生きて返って来たということだったかな。それから浜に着いて、「チューイ チューイ。」と鳴くようになったって。私の親は(どうしているだろうと)『旅や浜宿り 草葉(くさは)ぬ葉どぅ、枕〈旅は浜に宿り 草葉の葉が枕なんだよ聴取』と言ってね。親はそのように躾けたのだが、もう昔は少しでも悪い事をしようものなら、大変だったさあ。浜千鳥節で、浜で「チューイ チューイ。」と鳴いているのは、親の面影を忍んでいるという話。浜千鳥節に道理があるらしいよ。浜で「チューイチューイ。」鳴くのも、「浜や旅宿。」というのにもひとつの道理があって、これをまた歌にして、踊りも作ったというわけだってよ。
全体の記録時間数 1:13
物語の時間数 1:13
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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