大木徳武佐(共通語)

概要

徳武佐は、非常に徳のある人がそこに隠れて、戦を凌いだって。そこで何とか戦を凌いだので、一息ついて、その後はもうどこに散らばって行ったのかは分からないが、そこに隠れた人達は命が助かったそうだ。渡具知の港で戦をした時は負けたらしい。それからここの上にはエンミモーというのがあってね。そこは戦場だから、もう五十年くらいなるかね。おそらくもっとなるでしょうね。牛を楚辺から引っ張って来て闘牛をさせる所があったよ。その近くでエンミ(降参)したから、そこはエンミモーと付けられている。お祖母達がそういうふうに話なさっていたさあ。徳武佐は岩であったというが、そこに、洞窟があり木も生えていて、そこに入った人は命が助かったので、徳のある神様ということでね。ここはもう毎年大木の人達が指導して、拝んだという話。またそこに来る時には必ずおにぎり、今で言う弁当さあね。これも昔だから有り合わせの物でカボチャや豆腐等を詰めて持って行き、これを食べるのが楽しみだった。私達が小さい時には、これが思い出として残っている。この伝説が残って、今も大木の部落民は毎年九月十三夜にはこうして拝んでいる。また、屋良とか嘉手納方面からもみんな拝みに来たよ。

再生時間:1:19

民話詳細DATA

レコード番号 47O374222
CD番号 47O37C183
決定題名 大木徳武佐(共通語)
話者がつけた題名
話者名 長浜マツ
話者名かな ながはままつ
生年月日 19070615
性別
出身地 沖縄県読谷村大木
記録日 19761219
記録者の所属組織 読谷村民話調査団
元テープ番号 読谷村大木T01B01
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情 祖母や母から聞いた。
文字化資料
キーワード 徳武佐,徳,戦を凌いだ,命が助かった,渡具知の港,エンミモー,エンミモー,洞窟,大木,九月十三夜
梗概(こうがい) 徳武佐は、非常に徳のある人がそこに隠れて、戦を凌いだって。そこで何とか戦を凌いだので、一息ついて、その後はもうどこに散らばって行ったのかは分からないが、そこに隠れた人達は命が助かったそうだ。渡具知の港で戦をした時は負けたらしい。それからここの上にはエンミモーというのがあってね。そこは戦場だから、もう五十年くらいなるかね。おそらくもっとなるでしょうね。牛を楚辺から引っ張って来て闘牛をさせる所があったよ。その近くでエンミ(降参)したから、そこはエンミモーと付けられている。お祖母達がそういうふうに話なさっていたさあ。徳武佐は岩であったというが、そこに、洞窟があり木も生えていて、そこに入った人は命が助かったので、徳のある神様ということでね。ここはもう毎年大木の人達が指導して、拝んだという話。またそこに来る時には必ずおにぎり、今で言う弁当さあね。これも昔だから有り合わせの物でカボチャや豆腐等を詰めて持って行き、これを食べるのが楽しみだった。私達が小さい時には、これが思い出として残っている。この伝説が残って、今も大木の部落民は毎年九月十三夜にはこうして拝んでいる。また、屋良とか嘉手納方面からもみんな拝みに来たよ。
全体の記録時間数 1:19
物語の時間数 1:19
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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