王国が薩摩の支配下に置かれたという時点でね、琉球王国に対して、灰でぬった縄を持って来いとかいうようなことをいろんな要求をされるわけですね。そうして、その王国が、その薩摩藩からの要求をいかに答えていくかということで、その思案に明け暮れている時に、そこにモーイ親方という人が、王様に対して、「何も心配する事はない。その返答は私が言ってあげる。」と言ったもんだから、王様が、「それではお前はどういう案を持っているか。」というと、結局もう、「大丈夫だから、自分が薩摩に渡ったあとから。」ということで、いよいよ薩摩の方に対しては、灰でぬった縄はね、結局藁で縄をぬってから、そうしてそれを燃やしてそのまま風の当たらない場所に置いて、くずれない様に形をそのまま持って行って見せて、「これが灰でぬった縄であります。」ということをお目にかけたとか。そして、今の多幸山ですか。恩納岳とかね、恩納岳を結局ここに持って来いとかいう風な要求があったとかでね。その答に対しては、そのモーイ親方が、「それはもうおたくの要求には答えてあげましょう。薩摩の方がそんな無理な要求されておるもんだから、琉球ではね、今、そのおたくの要求に答えて、琉球の恩納山をね、引っ越すということでもうてんや騒ぎで、大騒ぎになっておるけれども、その代わり、それを掘り起こす機械が無いからね、それを掘り起こす機械と積み込む機械、それを運ぶ船を貸してくれればね、すぐお届けしますから、それを借りに来ました。」と言うことで、その薩摩のね、当時の権力者をね、屈伏させたということですね。
| レコード番号 | 47O374144 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C180 |
| 決定題名 | モーイ親方 難題(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 古堅宗敬 |
| 話者名かな | ふるげんそうけい |
| 生年月日 | 19220924 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 読谷村都屋 |
| 記録日 | 19770703 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村都屋T03B05 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 王国,薩摩の支配下,琉球王国,灰縄,薩摩藩からの要求,モーイ親方,恩納岳,掘り起こす機械,積み込む機械,運ぶ船 |
| 梗概(こうがい) | 王国が薩摩の支配下に置かれたという時点でね、琉球王国に対して、灰でぬった縄を持って来いとかいうようなことをいろんな要求をされるわけですね。そうして、その王国が、その薩摩藩からの要求をいかに答えていくかということで、その思案に明け暮れている時に、そこにモーイ親方という人が、王様に対して、「何も心配する事はない。その返答は私が言ってあげる。」と言ったもんだから、王様が、「それではお前はどういう案を持っているか。」というと、結局もう、「大丈夫だから、自分が薩摩に渡ったあとから。」ということで、いよいよ薩摩の方に対しては、灰でぬった縄はね、結局藁で縄をぬってから、そうしてそれを燃やしてそのまま風の当たらない場所に置いて、くずれない様に形をそのまま持って行って見せて、「これが灰でぬった縄であります。」ということをお目にかけたとか。そして、今の多幸山ですか。恩納岳とかね、恩納岳を結局ここに持って来いとかいう風な要求があったとかでね。その答に対しては、そのモーイ親方が、「それはもうおたくの要求には答えてあげましょう。薩摩の方がそんな無理な要求されておるもんだから、琉球ではね、今、そのおたくの要求に答えて、琉球の恩納山をね、引っ越すということでもうてんや騒ぎで、大騒ぎになっておるけれども、その代わり、それを掘り起こす機械が無いからね、それを掘り起こす機械と積み込む機械、それを運ぶ船を貸してくれればね、すぐお届けしますから、それを借りに来ました。」と言うことで、その薩摩のね、当時の権力者をね、屈伏させたということですね。 |
| 全体の記録時間数 | 3:13 |
| 物語の時間数 | 3:13 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |