クスクェー由来(シマグチ)

概要

昔、男同士で妻を奪いあって、先妻はお産のときに亡くなってしまった。また、後に捜した女が赤ちゃんを生んだ。そうして産褥期に亡くなった先妻は、もう嫉妬して恨みをはらすつもりなんだからね、「私が行って、赤ちゃんの命を取って来る。」と企んだようだ。そうして、先妻は子供の命を取って来るつもりで、どのようにしたらいいのだろうかと考えた。すると、この子供の命はね、「子供がくしゃみをした時に、クスタッケー、クスタッケー、クスタッケーと三回言ったら、それだけで命を取ることはできないよ。そう言わなかったら子供の命を取ることができる。」ということだった。「まず、それじゃあ行ってみよう。」ということになった。赤ちゃんの命を取りに行ったら、そこでもう赤ちゃんがくしゃみをしたら、「クスタッケーひゃー、クスタッケーひゃー、クスタッケーひゃー。」と三回言った。それでもうここでは、赤ちゃんの命は取れないと帰って行ったということさあ。私はそれだけしか覚えていないよ。

再生時間:1:01

民話詳細DATA

レコード番号 47O374071
CD番号 47O37C177
決定題名 クスクェー由来(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 古堅トミ
話者名かな ふるげんとみ
生年月日 19140205
性別
出身地 読谷村都屋
記録日 19770223
記録者の所属組織 読谷村民話調査団
元テープ番号 読谷村都屋T01A22
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 男同士,妻を奪いあった,先妻,お産のときに亡くなった,女が赤ちゃんを生んだ,産褥期に亡くなった先妻,嫉妬,恨みをはらす,赤ちゃんの命を取って来る,クスタッケー,くしゃみ
梗概(こうがい) 昔、男同士で妻を奪いあって、先妻はお産のときに亡くなってしまった。また、後に捜した女が赤ちゃんを生んだ。そうして産褥期に亡くなった先妻は、もう嫉妬して恨みをはらすつもりなんだからね、「私が行って、赤ちゃんの命を取って来る。」と企んだようだ。そうして、先妻は子供の命を取って来るつもりで、どのようにしたらいいのだろうかと考えた。すると、この子供の命はね、「子供がくしゃみをした時に、クスタッケー、クスタッケー、クスタッケーと三回言ったら、それだけで命を取ることはできないよ。そう言わなかったら子供の命を取ることができる。」ということだった。「まず、それじゃあ行ってみよう。」ということになった。赤ちゃんの命を取りに行ったら、そこでもう赤ちゃんがくしゃみをしたら、「クスタッケーひゃー、クスタッケーひゃー、クスタッケーひゃー。」と三回言った。それでもうここでは、赤ちゃんの命は取れないと帰って行ったということさあ。私はそれだけしか覚えていないよ。
全体の記録時間数 1:01
物語の時間数 1:01
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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