あれは七月七夕、中の十日とあるでしょう。あれは継親がね、昔のアシビにあったが、継親が継子をいじめて、その男の親に、「私の病気は人の生肝を食べないと治らない。」と言った。その継子はサンデーと言ったか、その子の生肝を食べると治ると言っているようだ。お父さんは、継母に惚れているので、継子をどのようにしたらいいか、金持ちなので使用人を使ったようだ。「来なさい。」と呼んで、「これを殺して、生肝を取ってきなさい。」と言われたので、使用人達は驚いた。そして、「お前達にこうして話を出した以上は、人にばれてはいけないので、お前達も殺す。」と言われたので、使用人達は仕方なく、「どのように殺すか。」と考えた。実の親は亡くなっているでしょう。そうして、墓参りというのは小さいときに行っていても継親が来てからは行かさないわけだから、絶対行ったことはない。そのときに限って、「墓参りしてきなさい。」と行かしたから、母親のところへ墓参りに行ったようだ。その話の内容を聞いている人がいた。そういうことなのでと、継子が墓参りに行くのを隠れて見ていた。そして、母親の墓参りに行くわけだが、「七月の七夕、中の十日、お茶を供えて下さい。」というのはこれだ。そのようにして、母親が出てきて、七月節というのはこのことだ。そこで殺そうとすると、側から助ける人が来て、殺しに来た人は殺されて、継子は助かって帰った。継親の企みはばれて、継親も殺されたが、はっきりは分からない。
| レコード番号 | 47O374008 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C175 |
| 決定題名 | 継子の生肝(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 喜友名初江 |
| 話者名かな | きゆうなはつえ |
| 生年月日 | 19220120 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村親志 |
| 記録日 | 19930120 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村親志T04B03 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集12 親志の民話 P94 |
| キーワード | 七月七夕,中の十日,継親,継子,いじめ,病気,人の生肝,金持ち,墓参り,七月節 |
| 梗概(こうがい) | あれは七月七夕、中の十日とあるでしょう。あれは継親がね、昔のアシビにあったが、継親が継子をいじめて、その男の親に、「私の病気は人の生肝を食べないと治らない。」と言った。その継子はサンデーと言ったか、その子の生肝を食べると治ると言っているようだ。お父さんは、継母に惚れているので、継子をどのようにしたらいいか、金持ちなので使用人を使ったようだ。「来なさい。」と呼んで、「これを殺して、生肝を取ってきなさい。」と言われたので、使用人達は驚いた。そして、「お前達にこうして話を出した以上は、人にばれてはいけないので、お前達も殺す。」と言われたので、使用人達は仕方なく、「どのように殺すか。」と考えた。実の親は亡くなっているでしょう。そうして、墓参りというのは小さいときに行っていても継親が来てからは行かさないわけだから、絶対行ったことはない。そのときに限って、「墓参りしてきなさい。」と行かしたから、母親のところへ墓参りに行ったようだ。その話の内容を聞いている人がいた。そういうことなのでと、継子が墓参りに行くのを隠れて見ていた。そして、母親の墓参りに行くわけだが、「七月の七夕、中の十日、お茶を供えて下さい。」というのはこれだ。そのようにして、母親が出てきて、七月節というのはこのことだ。そこで殺そうとすると、側から助ける人が来て、殺しに来た人は殺されて、継子は助かって帰った。継親の企みはばれて、継親も殺されたが、はっきりは分からない。 |
| 全体の記録時間数 | 3:15 |
| 物語の時間数 | 3:15 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |