佐久川三郎は比謝の出身で、昔は術かきやーと言っていたんでしょうね。今で言う奇術家がおったんです。あの人は、もう早い時期に山原に行ってね。山原で手広く開墾して、何かやっていたからね。もう亡くなっているはずだがね。もうあの人の術は大変だったよ。昔の警察はね、名嘉病院の東側にある建物、マンションがあるでしょう。読谷から行くと比謝橋を渡ると坂になっていて、そこが天川坂になっていた。その右側に警察があった。で、向側が嘉手納の大通りになっていたからね。女の人はバーキを頭にのせて歩くでしょう。したらもう術をかけられているのだからね、何でもないのに、警察の門から入って行きよったって。警察というのは普通の人達が行く所ではないが、だけどもう、そこは道だと思って、警察の門から中へゴロゴロ入って行ったそうだよ。そうして術をとくと、ほら、もう巡査もいるし、警察もいるから大変びっくりしてしまってね、「どうして私はここに来ているんでしょうかねえ。」と。そんなことがあったという話があるわけさ。そうして、帯をほどいたり、女の人が着ている物を全部ぬいだりすることをするなど、他にも術でいたずらをしたんだって。着物は帯でくびってあるんであって、それをはずすということはもう大変なことだよ。これはもう大変なことだよ。
| レコード番号 | 47O373991 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C174 |
| 決定題名 | 佐久川三郎(シマグチ混) |
| 話者がつけた題名 | 佐久川三郎 |
| 話者名 | 浦崎政夫 |
| 話者名かな | うらさきまさお |
| 生年月日 | 19150301 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村親志 |
| 記録日 | 19930120 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村親志T03B18 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集12上地・親志・都屋の民話 P117 |
| キーワード | 佐久川三郎,比謝の出身,術かきやー,山原で手広く開墾,名嘉病院の東側にある建物,天川坂,警察,女の人,バーキ¥ |
| 梗概(こうがい) | 佐久川三郎は比謝の出身で、昔は術かきやーと言っていたんでしょうね。今で言う奇術家がおったんです。あの人は、もう早い時期に山原に行ってね。山原で手広く開墾して、何かやっていたからね。もう亡くなっているはずだがね。もうあの人の術は大変だったよ。昔の警察はね、名嘉病院の東側にある建物、マンションがあるでしょう。読谷から行くと比謝橋を渡ると坂になっていて、そこが天川坂になっていた。その右側に警察があった。で、向側が嘉手納の大通りになっていたからね。女の人はバーキを頭にのせて歩くでしょう。したらもう術をかけられているのだからね、何でもないのに、警察の門から入って行きよったって。警察というのは普通の人達が行く所ではないが、だけどもう、そこは道だと思って、警察の門から中へゴロゴロ入って行ったそうだよ。そうして術をとくと、ほら、もう巡査もいるし、警察もいるから大変びっくりしてしまってね、「どうして私はここに来ているんでしょうかねえ。」と。そんなことがあったという話があるわけさ。そうして、帯をほどいたり、女の人が着ている物を全部ぬいだりすることをするなど、他にも術でいたずらをしたんだって。着物は帯でくびってあるんであって、それをはずすということはもう大変なことだよ。これはもう大変なことだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 3:05 |
| 物語の時間数 | 3:05 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |