城間仲の話は那覇の貧乏者が、盗みにきてそこの家の天井に上るのを見られたようだ。見られたので、大晦日の夕飯を食べるとき、そこの主人が、「きょうの夕飯は二つ入れてきなさい。」と、もう女中に言ったようだ。そして、二つ入れさせて、「御膳も二つ持ってきなさい。」とおいた。夕飯を食べようとするときに、天井にいる盗人を呼んだ。主人が、「さあ、お前も夕飯一緒に食べなさい。」と呼んだ。「お前、きょうの大晦日に私のところで食べなさい。」と言った。帰りながらの話は、「お前はそのように食べるが、お前は子供もいるか。」と聞くと、「子供も何人いますが、もうあげる物もなく、このようにここに金持ちの家にいけば何かあるだろうと、私は来ました。」と言った。「そうだったら、ここから煮たものを持たしてやるから、お前から子供達にあげなさい。」と供をつけて、「本当かどうか、見届けてきなさい。」と、米とか必要な物をそこの使用人に持たした。そうしたら、「はい。」とお辞儀をして帰ったということだ。子供何人、何人いましたと使用人は報告した。そして、盗人に入った人は、その子孫たちに言い聞かせて、正月、七月にはお礼に行かせたようだ。
| レコード番号 | 47O373946 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C172 |
| 決定題名 | 城間仲 盗人(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 城間仲 盗人 |
| 話者名 | 真栄城兼久 |
| 話者名かな | まえしろけんきゅう |
| 生年月日 | 18840329 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村親志 |
| 記録日 | 19770222 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村親志T02A11 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 城間仲,那覇の貧乏者,盗み,天井,大晦日の夕飯,主人,女中,御膳も二つ,子供,金持ちの家,米,必要な物,使用人に持たした |
| 梗概(こうがい) | 城間仲の話は那覇の貧乏者が、盗みにきてそこの家の天井に上るのを見られたようだ。見られたので、大晦日の夕飯を食べるとき、そこの主人が、「きょうの夕飯は二つ入れてきなさい。」と、もう女中に言ったようだ。そして、二つ入れさせて、「御膳も二つ持ってきなさい。」とおいた。夕飯を食べようとするときに、天井にいる盗人を呼んだ。主人が、「さあ、お前も夕飯一緒に食べなさい。」と呼んだ。「お前、きょうの大晦日に私のところで食べなさい。」と言った。帰りながらの話は、「お前はそのように食べるが、お前は子供もいるか。」と聞くと、「子供も何人いますが、もうあげる物もなく、このようにここに金持ちの家にいけば何かあるだろうと、私は来ました。」と言った。「そうだったら、ここから煮たものを持たしてやるから、お前から子供達にあげなさい。」と供をつけて、「本当かどうか、見届けてきなさい。」と、米とか必要な物をそこの使用人に持たした。そうしたら、「はい。」とお辞儀をして帰ったということだ。子供何人、何人いましたと使用人は報告した。そして、盗人に入った人は、その子孫たちに言い聞かせて、正月、七月にはお礼に行かせたようだ。 |
| 全体の記録時間数 | 3:40 |
| 物語の時間数 | 3:40 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |