昔、仲順ウスメーと言ってね、子供に財産を与えるために、一本松の下に黄金を埋めてから子供の気持を確かめた。まず初めに、長男の嫁さんに、「私は、ご飯ものどから通らないから、お前の子供を殺して、松の下に生き埋めにして、私にお乳を飲ましてくれないか。」と言ったら、長男の嫁さんは、「お爺さん、あなたは年をとっているから、そういうことは出来ない。あんたはもう死んでもかまわない。」と言った。次に次男の嫁さんに言ったら、「仲順ウスメーは、年をとっているから死んでもかまわない。」と言った。その次に、三男の嫁さんに言ったらね、三男の嫁さんは、「親は、二度と生まれ変わることは出来ないが、子供はまた生まれるから、それじゃあ、引き受けましょう。」と言って、子供を抱いて、一本松の所に行って穴を掘って子供を穴の上の所に落としたら、子供は飛んだりして笑っていた。それを見て、男親はふり返っては、子供を見たり、離れたりして、二鍬落とすと、子供はにこにこ笑って、三鍬目には、そこから黄金が出てきた。その黄金を持って家に帰ってきたら、兄達に憎まれ、お金を取られて喧嘩になったんだが、後はどうなったかよく覚えていないという。
| レコード番号 | 47O373933 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C172 |
| 決定題名 | 子供の肝(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 子供の肝 |
| 話者名 | 久場次郎 |
| 話者名かな | くばじろう |
| 生年月日 | 19060225 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村親志 |
| 記録日 | 19770222 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村親志T01B22 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集12上地・親志・都屋の民話 P98 |
| キーワード | 仲順ウスメー,子供に財産を,一本松の下に黄金,長男の嫁,ご飯ものどから通らない,子供を殺してお乳を飲ましてくれ,次男の嫁さん,三男の嫁さん,親は二度と生まれ変われない,子供はまた生まれる,男親,二鍬落とす,三鍬目,黄金 |
| 梗概(こうがい) | 昔、仲順ウスメーと言ってね、子供に財産を与えるために、一本松の下に黄金を埋めてから子供の気持を確かめた。まず初めに、長男の嫁さんに、「私は、ご飯ものどから通らないから、お前の子供を殺して、松の下に生き埋めにして、私にお乳を飲ましてくれないか。」と言ったら、長男の嫁さんは、「お爺さん、あなたは年をとっているから、そういうことは出来ない。あんたはもう死んでもかまわない。」と言った。次に次男の嫁さんに言ったら、「仲順ウスメーは、年をとっているから死んでもかまわない。」と言った。その次に、三男の嫁さんに言ったらね、三男の嫁さんは、「親は、二度と生まれ変わることは出来ないが、子供はまた生まれるから、それじゃあ、引き受けましょう。」と言って、子供を抱いて、一本松の所に行って穴を掘って子供を穴の上の所に落としたら、子供は飛んだりして笑っていた。それを見て、男親はふり返っては、子供を見たり、離れたりして、二鍬落とすと、子供はにこにこ笑って、三鍬目には、そこから黄金が出てきた。その黄金を持って家に帰ってきたら、兄達に憎まれ、お金を取られて喧嘩になったんだが、後はどうなったかよく覚えていないという。 |
| 全体の記録時間数 | 1:45 |
| 物語の時間数 | 1:45 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |