この大砲を置いてある花岡山という所は、高知城から十里離れていた。乃木大将という人は、十三連隊長だったそうだ。軍旗を鹿児島に取られてしまってね。それからもう明治の世になった。兵隊だったので、鹿児島にずっと攻め込んでいってね。その時にもう鉄砲もなく刀ばかりで弓と鉄砲だけ。ちょうど沖縄の戦争と同じで、鹿児島の若い青年も全部殺されてしまった。それで兄達(長男)は西郷と一緒に兵隊になり、みんな殺されてしまったのでね。その場合には、次男、三男が、兄嫁を妻にする事になったそうだよ。ちょうど十七歳以上は、鹿児島ではそういうことだったらしい。そうしてあの人は後はどうなったか分からないけれども、鹿児島では、みんな兄嫁になった人は、戦争で夫が殺されると、その弟の妻になったそうだ。そして鹿児島の国を広めたって。
| レコード番号 | 47O373918 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C171 |
| 決定題名 | 西郷隆盛(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 西郷隆盛 |
| 話者名 | 真栄城兼久 |
| 話者名かな | まえしろけんきゅう |
| 生年月日 | 18840329 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村親志 |
| 記録日 | 19770222 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村親志T01B08 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集12上地・親志・都屋の民話 P168 |
| キーワード | 大砲,花岡山,高知城,乃木大将,十三連隊長,軍旗,鹿児島に取られた,明治の世,兵隊,鉄砲,刀,弓,沖縄の戦争と同じ,西郷,兄嫁を妻にする |
| 梗概(こうがい) | この大砲を置いてある花岡山という所は、高知城から十里離れていた。乃木大将という人は、十三連隊長だったそうだ。軍旗を鹿児島に取られてしまってね。それからもう明治の世になった。兵隊だったので、鹿児島にずっと攻め込んでいってね。その時にもう鉄砲もなく刀ばかりで弓と鉄砲だけ。ちょうど沖縄の戦争と同じで、鹿児島の若い青年も全部殺されてしまった。それで兄達(長男)は西郷と一緒に兵隊になり、みんな殺されてしまったのでね。その場合には、次男、三男が、兄嫁を妻にする事になったそうだよ。ちょうど十七歳以上は、鹿児島ではそういうことだったらしい。そうしてあの人は後はどうなったか分からないけれども、鹿児島では、みんな兄嫁になった人は、戦争で夫が殺されると、その弟の妻になったそうだ。そして鹿児島の国を広めたって。 |
| 全体の記録時間数 | 1:01 |
| 物語の時間数 | 1:01 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |