那覇の久米村は、あれは亀は召し上がらなかったというが、亀に助けられた人だった。あの海亀というのは、本当は食用の動物だそうだ。亀を取ってきては逃がしたり、買ってきては海に放したりしていたって。それでこの人が旅をして、船が遭難した時に亀が寄ってきて、おぶって助けられて、龍宮にいらっしゃったという話をしていたが、こういう事もあったので久米村の人は亀を食べてはいけないと、そう言っていた。それもこれも浦島太郎という人が龍宮にいらっしゃって、助けられたというのは、この意味なんだろうと思ったよ。海の底には家か何か、龍宮というのがあることはあるんだって。そして、そこにいらっしゃって長いこともてなしを受けて、後は帰られたという話をなさっていたが、多分そういう事があったので、龍宮に行って浦島太郎は玉手箱を持っていらっしゃったでしょう。あれは開けてはいけないと言われていたのに、どんなものだろうと開けたら、あんなにまっ白の白髪になられたって。そう言われたが、今はどうか分からないけど、「亀の肉は食べるな。」とね、国の由来記にあって、久米村の人は亀はどうしても食べなかったって。
| レコード番号 | 47O373861 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C169 |
| 決定題名 | 亀に助けられた話(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 亀に助けられた話 |
| 話者名 | 城間正二 |
| 話者名かな | しろましょうじ |
| 生年月日 | 18980715 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村上地 |
| 記録日 | 19770227 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村上地T01B02 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 久米村の記録にあった。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集12上地の民話 P3 |
| キーワード | 那覇の久米村,亀は食べない,亀に助けられた人,海亀,食用,旅,船が遭難,龍宮,浦島太郎,玉手箱,白髪,久米村の由来記 |
| 梗概(こうがい) | 那覇の久米村は、あれは亀は召し上がらなかったというが、亀に助けられた人だった。あの海亀というのは、本当は食用の動物だそうだ。亀を取ってきては逃がしたり、買ってきては海に放したりしていたって。それでこの人が旅をして、船が遭難した時に亀が寄ってきて、おぶって助けられて、龍宮にいらっしゃったという話をしていたが、こういう事もあったので久米村の人は亀を食べてはいけないと、そう言っていた。それもこれも浦島太郎という人が龍宮にいらっしゃって、助けられたというのは、この意味なんだろうと思ったよ。海の底には家か何か、龍宮というのがあることはあるんだって。そして、そこにいらっしゃって長いこともてなしを受けて、後は帰られたという話をなさっていたが、多分そういう事があったので、龍宮に行って浦島太郎は玉手箱を持っていらっしゃったでしょう。あれは開けてはいけないと言われていたのに、どんなものだろうと開けたら、あんなにまっ白の白髪になられたって。そう言われたが、今はどうか分からないけど、「亀の肉は食べるな。」とね、国の由来記にあって、久米村の人は亀はどうしても食べなかったって。 |
| 全体の記録時間数 | 1:41 |
| 物語の時間数 | 1:41 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |