あれは国頭の方にあるそうですよ、夫振岩。その夫振岩は、陸からどの程度離れているのか分からないんだがね。船から行っていたらしい。昔、ある所に夫婦になろうとしている二人だが、女はその男とは夫婦になりたくなかったんだね。女が夫をバカにしてね、仲が悪く、それで、もう親達があることを計画してね、ある日、男は冬物をつけさせて、女は夏物をつけさせて、船に二人を乗せて夫振岩まで行ったようだね。そこまで連れて行って、「あなた方二人はここにいておきなさいね。また後で私達が連れに来るから、そこに二人座っておきなさいよ。」と、自分達は船で引き返して、家に帰ってしまった。それでもう夜になっても、船は迎えに行かなかったんでしょうね。夜になって大変寒くなって、女はもうガタガタ震えてしまった。男は冬物をつけていたので、何ともなかった。そうして女はもう後はガタガタ震えたので、男が、「寒いか。」と言ったら、「寒い。」と。それで男が自分の着けている着物をかけてあげたらね、その時からは温かくなったんでしょうね。それから多分いとおしくなってね、夫婦になったという話だよ。聞いた覚えがある。
| レコード番号 | 47O373846 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C168 |
| 決定題名 | 夫振岩(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 夫振岩 |
| 話者名 | 平敷樽 |
| 話者名かな | へしきたる |
| 生年月日 | 19000225 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県具志川市 |
| 記録日 | 19770227 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村上地T01A07 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集12上地の民話 P39 |
| キーワード | 国頭,夫振岩,船,夫婦,女が夫をバカにしていた,仲が悪い,親達,計画,男は冬物,女は夏物,夫振岩,夜,大変寒くなった,女はもうガタガタ震えた,着物をかけてあげた |
| 梗概(こうがい) | あれは国頭の方にあるそうですよ、夫振岩。その夫振岩は、陸からどの程度離れているのか分からないんだがね。船から行っていたらしい。昔、ある所に夫婦になろうとしている二人だが、女はその男とは夫婦になりたくなかったんだね。女が夫をバカにしてね、仲が悪く、それで、もう親達があることを計画してね、ある日、男は冬物をつけさせて、女は夏物をつけさせて、船に二人を乗せて夫振岩まで行ったようだね。そこまで連れて行って、「あなた方二人はここにいておきなさいね。また後で私達が連れに来るから、そこに二人座っておきなさいよ。」と、自分達は船で引き返して、家に帰ってしまった。それでもう夜になっても、船は迎えに行かなかったんでしょうね。夜になって大変寒くなって、女はもうガタガタ震えてしまった。男は冬物をつけていたので、何ともなかった。そうして女はもう後はガタガタ震えたので、男が、「寒いか。」と言ったら、「寒い。」と。それで男が自分の着けている着物をかけてあげたらね、その時からは温かくなったんでしょうね。それから多分いとおしくなってね、夫婦になったという話だよ。聞いた覚えがある。 |
| 全体の記録時間数 | 1:34 |
| 物語の時間数 | 1:34 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |