赤犬子(シマグチ)

概要

スビクラガーというのがあるんだが。そこは元々は屋嘉、楚辺ムラだったそうだ。楚辺ムラ全体が軍による立ち退きで部落が移る時には一戸につきいくらというふうに金をもらってね、現在の場所に寄留し、部隊の上に部落を形成しています。話は変わって、楚辺という大きな字は、井戸がなくて、掘っても掘っても水は出なかったようだね。土地が固い石ばかりで、水が湧かなかったわけさあ。犬が楚辺の井戸(クラガー)を捜し当てたという話だが、この井戸から犬が浴びてきたそうだよ。もう人も水の中で浴びるでしょう。ちょうどそれと同じ。そのようにして水に濡れてバタバタと出て来たので、「珍しいことだ。」と、もう楚辺の人は珍しがってね。だからスビクラガーというのはね、そういうことでその犬が捜してきたということでね、ここはまたアカヌクーと名付けられたわけさあ。それで、楚辺の字は楚辺ムラの命を救ったということでね、このスビクラガーといってカミウーキに水を入れて頭にのせてきたりしてね、井戸の水を飲んでいたそうだよ。

再生時間:1:25

民話詳細DATA

レコード番号 47O373844
CD番号 47O37C168
決定題名 赤犬子(シマグチ)
話者がつけた題名 楚辺クラガーの話
話者名 照屋梅長
話者名かな てるやうめなが
生年月日 19021210
性別
出身地 沖縄県読谷村上地
記録日 19770227
記録者の所属組織 読谷村民話調査団
元テープ番号 読谷村上地T01A05
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集12上地の民話 P40
キーワード スビクラガー,屋嘉,楚辺ムラ,軍による立ち退き,部隊の上に部落を形成,楚辺,井戸がない,土地が固い石,水が湧かない,犬,楚辺の井戸を捜し当てた,犬が浴びてきた,アカヌクー,カミウーキ
梗概(こうがい) スビクラガーというのがあるんだが。そこは元々は屋嘉、楚辺ムラだったそうだ。楚辺ムラ全体が軍による立ち退きで部落が移る時には一戸につきいくらというふうに金をもらってね、現在の場所に寄留し、部隊の上に部落を形成しています。話は変わって、楚辺という大きな字は、井戸がなくて、掘っても掘っても水は出なかったようだね。土地が固い石ばかりで、水が湧かなかったわけさあ。犬が楚辺の井戸(クラガー)を捜し当てたという話だが、この井戸から犬が浴びてきたそうだよ。もう人も水の中で浴びるでしょう。ちょうどそれと同じ。そのようにして水に濡れてバタバタと出て来たので、「珍しいことだ。」と、もう楚辺の人は珍しがってね。だからスビクラガーというのはね、そういうことでその犬が捜してきたということでね、ここはまたアカヌクーと名付けられたわけさあ。それで、楚辺の字は楚辺ムラの命を救ったということでね、このスビクラガーといってカミウーキに水を入れて頭にのせてきたりしてね、井戸の水を飲んでいたそうだよ。
全体の記録時間数 1:25
物語の時間数 1:25
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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