床柱の逆立て(シマグチ)

概要

犬槇の柱はもうどちらが根かやった人や見なれている人は分かっても、人の勘ではね、同じようにしかみえないので、どこが根かは分からんでしょう。大工一人にしか分からないのでね、柱が逆になっていると主は長くは生きないと言うから、逆さには建てない。だけど、この大工は、柱をわざと逆さに立てた。しかし主にさとられて、「損はしても替えてくれ。」と二番大工に頼んだ。大工は、「もうここの主人に私は負けた。」と。もうこうなったら落度になるわけだ。そうお願いをして祝の日にティーン踊りをさせて下さいと。それで、大工はティーン踊りをしたわけだ。今度はポンと柱に傷をつけてしまった。柱はもう家の顔になるでしょう。奥さんは怒って、「お前は私の顔にティーンをかけるのか。」と。これが逆立ちだとは言わないでね、「すみませんでした。奥さん、これは替えてさし上げます。どこにも傷みをかけないように、無償で私達は替えてさし上げますので、何も悔やまないで下さい。お母さん。」「そうするか、そうだったらいいさ。人の顔に傷をつけて、あれを切ってあるからね。」と言うふうにね。ティーン踊りというのはそれから始まった。

再生時間:6:55

民話詳細DATA

レコード番号 47O373789
CD番号 47O37C164
決定題名 床柱の逆立て(シマグチ)
話者がつけた題名 床柱の逆立て
話者名 比嘉清次郎
話者名かな ひがせいじろう
生年月日 19100320
性別
出身地 沖縄県読谷村楚辺
記録日 19881215
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村楚辺T16A11
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 笑話
発句(ほっく)
伝承事情 昔の大工から聞いた。
文字化資料 読谷村民話資料集11楚辺の民話 P133
キーワード 犬槇の柱,根,大工,柱が逆,柱をわざと逆さに立てた,主,祝の日,ティーン踊り
梗概(こうがい) 犬槇の柱はもうどちらが根かやった人や見なれている人は分かっても、人の勘ではね、同じようにしかみえないので、どこが根かは分からんでしょう。大工一人にしか分からないのでね、柱が逆になっていると主は長くは生きないと言うから、逆さには建てない。だけど、この大工は、柱をわざと逆さに立てた。しかし主にさとられて、「損はしても替えてくれ。」と二番大工に頼んだ。大工は、「もうここの主人に私は負けた。」と。もうこうなったら落度になるわけだ。そうお願いをして祝の日にティーン踊りをさせて下さいと。それで、大工はティーン踊りをしたわけだ。今度はポンと柱に傷をつけてしまった。柱はもう家の顔になるでしょう。奥さんは怒って、「お前は私の顔にティーンをかけるのか。」と。これが逆立ちだとは言わないでね、「すみませんでした。奥さん、これは替えてさし上げます。どこにも傷みをかけないように、無償で私達は替えてさし上げますので、何も悔やまないで下さい。お母さん。」「そうするか、そうだったらいいさ。人の顔に傷をつけて、あれを切ってあるからね。」と言うふうにね。ティーン踊りというのはそれから始まった。
全体の記録時間数 7:18
物語の時間数 6:55
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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