お茶が白くなるまでお茶請けが出てこなかった。「サンピンぬう茶(ちゃ)ぬ 白茶(しるちゃ)なるまでぃん〔サンピンのお茶の 白茶になるまでも〕なまでぃう茶請(ちゃわ)きぬ あてぃやねらん〔今だに茶請けの 出るようすがない〕。」と。お客が言ったようだね、そこの尾類の小間使いが、お茶や、茶請けを出すでしょう。「くたちちるちちぇる ぬか味噌(みす)るやしが〔この前つけたばかりの ぬか味噌ですが〕大和味噌(やまとぅみす)とぅ思(うむ)てぃ 嘗(な)みてぃたぼり〔大和味噌と思って 嘗めて下さい〕。」と詠んだので、この子がとても繁盛したという話を聞いた。「くたちき。」と言うのは、「この前つけた。」の意味、「ぬか味噌。」と言うのは、昔はぬかも混ぜて作ったんでしょうね。「大和味噌と思って嘗めて下さい。」と言ったって。この子がまた、とっても儲け者の尾類になったという話を聞いた。これも吉屋チルーだったんでしょう。何歳だったか知らないが最初は小さかったというからね。子供の頃に連れていかれたというからね。
| レコード番号 | 47O373665 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C160 |
| 決定題名 | 吉屋チルー(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 吉屋チルー |
| 話者名 | 比嘉カマド |
| 話者名かな | ひがかまど |
| 生年月日 | 19120720 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村楚辺 |
| 記録日 | 19881215 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村楚辺T12A11 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 芝居で見た |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集11楚辺の民話 P274 |
| キーワード | お茶,お茶請け,尾類の小間使い,吉屋チルー |
| 梗概(こうがい) | お茶が白くなるまでお茶請けが出てこなかった。「サンピンぬう茶(ちゃ)ぬ 白茶(しるちゃ)なるまでぃん〔サンピンのお茶の 白茶になるまでも〕なまでぃう茶請(ちゃわ)きぬ あてぃやねらん〔今だに茶請けの 出るようすがない〕。」と。お客が言ったようだね、そこの尾類の小間使いが、お茶や、茶請けを出すでしょう。「くたちちるちちぇる ぬか味噌(みす)るやしが〔この前つけたばかりの ぬか味噌ですが〕大和味噌(やまとぅみす)とぅ思(うむ)てぃ 嘗(な)みてぃたぼり〔大和味噌と思って 嘗めて下さい〕。」と詠んだので、この子がとても繁盛したという話を聞いた。「くたちき。」と言うのは、「この前つけた。」の意味、「ぬか味噌。」と言うのは、昔はぬかも混ぜて作ったんでしょうね。「大和味噌と思って嘗めて下さい。」と言ったって。この子がまた、とっても儲け者の尾類になったという話を聞いた。これも吉屋チルーだったんでしょう。何歳だったか知らないが最初は小さかったというからね。子供の頃に連れていかれたというからね。 |
| 全体の記録時間数 | 2:04 |
| 物語の時間数 | 2:04 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |