材料を満載している船があったようだ。あるお爺さんがその船主に、「私はどこそこまで行くのだが、その船に乗せてくれないか。」と言った。すると、「この船は満載だから、お前を乗せることは出来ない。」と言ったそうだ。それでもう一方の船主に頼んだところ、「船は満載だが、どうぞ乗って下さい。」と言った。そして今度は、その船はある港に着いた。港に着いたら、「私ははしかの神様だよ。」と言った。そして、「あなた達は何という屋号か。」と、そのタンメーは聞いた。そういうふうに聞いたので、「〇〇という屋号です。」と答えた。そう答えると、「あの船の船主の名前は何というのか。」と聞いたそうだ。「〇〇です。」と答えると、「私ははしかの神様だけどね、今日はこの村にはしかをもたらすためにやって来た。あなた達は軽くすむようにしようね。」と、そのお爺さんがおっしゃったそうだよ。そういう話であったって。助けてあげたから、その船主の一門ははしかは軽くすんだが、他の一門は重かったそうだよ。それでその山原の村はね、「私達は〇〇一門なので、はしかは軽くすまさせて下さい。」と、いつもお願いしていた。はしかのミシジ願いというのは、この道理だということだよ。この話は宮城のお婆さんから聞かされたわけさ。
| レコード番号 | 47O373658 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C160 |
| 決定題名 | はしかの神様(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | イリガサガナシーの神 |
| 話者名 | 比嘉カマド |
| 話者名かな | ひがかまど |
| 生年月日 | 19120720 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村楚辺 |
| 記録日 | 19881215 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村楚辺T12A04 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集11楚辺の民話 P121 |
| キーワード | 材料を満載,船,お爺さん,はしかの神様 |
| 梗概(こうがい) | 材料を満載している船があったようだ。あるお爺さんがその船主に、「私はどこそこまで行くのだが、その船に乗せてくれないか。」と言った。すると、「この船は満載だから、お前を乗せることは出来ない。」と言ったそうだ。それでもう一方の船主に頼んだところ、「船は満載だが、どうぞ乗って下さい。」と言った。そして今度は、その船はある港に着いた。港に着いたら、「私ははしかの神様だよ。」と言った。そして、「あなた達は何という屋号か。」と、そのタンメーは聞いた。そういうふうに聞いたので、「〇〇という屋号です。」と答えた。そう答えると、「あの船の船主の名前は何というのか。」と聞いたそうだ。「〇〇です。」と答えると、「私ははしかの神様だけどね、今日はこの村にはしかをもたらすためにやって来た。あなた達は軽くすむようにしようね。」と、そのお爺さんがおっしゃったそうだよ。そういう話であったって。助けてあげたから、その船主の一門ははしかは軽くすんだが、他の一門は重かったそうだよ。それでその山原の村はね、「私達は〇〇一門なので、はしかは軽くすまさせて下さい。」と、いつもお願いしていた。はしかのミシジ願いというのは、この道理だということだよ。この話は宮城のお婆さんから聞かされたわけさ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:42 |
| 物語の時間数 | 2:42 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |