それはおつゆを入れるのに使う木で作った古いミシゲーであった。親が、「どこそこにミシゲーが捨てられているから取って来なさい。」と言いつけたようだね。もう昔は親の言うことは聞かないといけないからね、取りに行ったら、その古ミシゲーは木の下に捨てられていた。母親が捨てたんではなくて、他の人が木の根元に捨ててあった。それでその母親は取って来なさいと行かせたようだね。行ってみるとそのサラゲーは首をくびられて木によりかかり、「ベエー。」と鳴いたそうだ。つまり山羊になっていたということである。ということで古サラゲーは悪物だと言われていた。古サラゲーや古ナビゲーは悪物になるということで、それらは昔は焼くんであって、別の場所に捨てたりはしなかった。自分の畑などに持って行って、古くなって欠けたりしたら、悪物になるということで畑で草と一緒に焼いたそうだよ。
| レコード番号 | 47O373651 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C160 |
| 決定題名 | 古ミシゲーと山羊マジムン(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 古ミシゲーと山羊マジムン |
| 話者名 | 比嘉カマド |
| 話者名かな | ひがかまど |
| 生年月日 | 19120720 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村楚辺 |
| 記録日 | 19881214 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村楚辺T11B11 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 動物昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集11楚辺の民話 P40 |
| キーワード | 古いミシゲー,木の下,山羊 |
| 梗概(こうがい) | それはおつゆを入れるのに使う木で作った古いミシゲーであった。親が、「どこそこにミシゲーが捨てられているから取って来なさい。」と言いつけたようだね。もう昔は親の言うことは聞かないといけないからね、取りに行ったら、その古ミシゲーは木の下に捨てられていた。母親が捨てたんではなくて、他の人が木の根元に捨ててあった。それでその母親は取って来なさいと行かせたようだね。行ってみるとそのサラゲーは首をくびられて木によりかかり、「ベエー。」と鳴いたそうだ。つまり山羊になっていたということである。ということで古サラゲーは悪物だと言われていた。古サラゲーや古ナビゲーは悪物になるということで、それらは昔は焼くんであって、別の場所に捨てたりはしなかった。自分の畑などに持って行って、古くなって欠けたりしたら、悪物になるということで畑で草と一緒に焼いたそうだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 0:30 |
| 物語の時間数 | 0:30 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |