猫化けの話(シマグチ)

概要

何年になるか分からない猫がいたそうだ。年がいき過ぎると猫は化けたそうだ。化けているというのは家の中にいる人には分からない。十二時後、午前二時頃、外から入ってきた人が見たようだ。寝ているのかなと戸は閉めて寝ているので節穴からのぞいてみると猫が化けていたそうだ。家にいる人には地炉のそばに猫が座っているとしか思わなかった。その猫が座っていたところに、美しい女が目をみ開いて座っていた。そこの子供赤ちゃんがね、ぽこぽこくしゃみをしたようだ。祖父母が代わる代わる抱っこしていて、クシャミをするたびにその子は指さされていると言って、クスケー、クスケーと言っていた。その人が見て、「はい。」と戸を開けたと同時に女は帰って行き、猫が座っていた。皆を起こして、「私は今ここへ来たが、皆寝ているのかなあと、のぞいてみるとそこに女が座っているがね。私が戸を開けると、女ではなく猫だった。これは何かあるかもしれない。」と話をした。皆、感じとって、これは猫を長らく飼うと化ける話なので、その猫に、「どこかへ出て行きなさい。」と三銭のお金を首につけて、外に出したらしい。そうすると元の家には帰ってこない。猫は何か年も飼うと化けるので、どんなにかわいくても、長くは飼わない。

再生時間:7:22

民話詳細DATA

レコード番号 47O373597
CD番号 47O37C157
決定題名 猫化けの話(シマグチ)
話者がつけた題名 猫化けの話
話者名 比嘉清次郎
話者名かな ひがせいじろう
生年月日 19100320
性別
出身地 沖縄県読谷村楚辺
記録日 19770220
記録者の所属組織 読谷村民話調査団
元テープ番号 読谷村楚辺T10A04
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 動物昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集11楚辺の民話 P36
キーワード 年がいき過ぎると猫は化けた,節穴,地炉のそばに猫,美しい女,赤ちゃん,くしゃみ,祖父母,クスケー,三銭のお金,首
梗概(こうがい) 何年になるか分からない猫がいたそうだ。年がいき過ぎると猫は化けたそうだ。化けているというのは家の中にいる人には分からない。十二時後、午前二時頃、外から入ってきた人が見たようだ。寝ているのかなと戸は閉めて寝ているので節穴からのぞいてみると猫が化けていたそうだ。家にいる人には地炉のそばに猫が座っているとしか思わなかった。その猫が座っていたところに、美しい女が目をみ開いて座っていた。そこの子供赤ちゃんがね、ぽこぽこくしゃみをしたようだ。祖父母が代わる代わる抱っこしていて、クシャミをするたびにその子は指さされていると言って、クスケー、クスケーと言っていた。その人が見て、「はい。」と戸を開けたと同時に女は帰って行き、猫が座っていた。皆を起こして、「私は今ここへ来たが、皆寝ているのかなあと、のぞいてみるとそこに女が座っているがね。私が戸を開けると、女ではなく猫だった。これは何かあるかもしれない。」と話をした。皆、感じとって、これは猫を長らく飼うと化ける話なので、その猫に、「どこかへ出て行きなさい。」と三銭のお金を首につけて、外に出したらしい。そうすると元の家には帰ってこない。猫は何か年も飼うと化けるので、どんなにかわいくても、長くは飼わない。
全体の記録時間数 7:22
物語の時間数 7:22
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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