サトウキビは試験場で見たことがあるが、グシチと同じもの、ほんの少しはあったよ。これを改良したのは楚辺の蔵角の親祖先だったという話である。これはどのようにしてやったかというと、砂糖黍を切って、あくたの中に砂糖黍の節を入れて、あくたで被うと湿気で、それの芽が一杯出てきたわけだ。そして、それを持って行って畑に植えると大きくなって、改良品種となったようだ。それに何処に行っても楚辺のように砂糖黍の口をちゃんとして、芽を出す所はあまりない。実際、楚辺の蔵角の親祖先から出たそうだ。その例から、他の所では切って束ねて、ただ水たまりに立てるだけだが、楚辺は、砂糖黍の葉も一緒に曲げて、あぜるように積んで、あくたで被って湿気を与えると、約一週間では芽が大きく出る。また水たまりにつっこんであるものは節が主なので、畑での分けつは強いわけだ。そうして、読谷山種と名がついたのは、楚辺の蔵角の親祖先が改良したという話である。
| レコード番号 | 47O373526 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C153 |
| 決定題名 | 読谷山種の話(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 読谷山種の話 |
| 話者名 | 照屋牛五郎 |
| 話者名かな | てるやうしごろう |
| 生年月日 | 18981204 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村楚辺 |
| 記録日 | 19770220 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村楚辺T06A10 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 祝いの座で親戚の老人から聞いた。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集11楚辺の民話 P236 |
| キーワード | サトウキビ,楚辺の蔵角の親祖先,読谷山種 |
| 梗概(こうがい) | サトウキビは試験場で見たことがあるが、グシチと同じもの、ほんの少しはあったよ。これを改良したのは楚辺の蔵角の親祖先だったという話である。これはどのようにしてやったかというと、砂糖黍を切って、あくたの中に砂糖黍の節を入れて、あくたで被うと湿気で、それの芽が一杯出てきたわけだ。そして、それを持って行って畑に植えると大きくなって、改良品種となったようだ。それに何処に行っても楚辺のように砂糖黍の口をちゃんとして、芽を出す所はあまりない。実際、楚辺の蔵角の親祖先から出たそうだ。その例から、他の所では切って束ねて、ただ水たまりに立てるだけだが、楚辺は、砂糖黍の葉も一緒に曲げて、あぜるように積んで、あくたで被って湿気を与えると、約一週間では芽が大きく出る。また水たまりにつっこんであるものは節が主なので、畑での分けつは強いわけだ。そうして、読谷山種と名がついたのは、楚辺の蔵角の親祖先が改良したという話である。 |
| 全体の記録時間数 | 2:26 |
| 物語の時間数 | 2:26 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |