昔よ、昔はもう人はあまり多くはいないさーね。世間はただこれだけの小さい範囲だからね。それで犬
と関係をもった人妻がいた。その女性は偉い人の奥さんだったそうだ。「この島に犬と関係を持っている人がいるということだから、その人を捜しなさい。」ということで、吟味が行われた。しかし捜し出そうにも、容易には見つけることができなかった。そしたらその奥さんが言うにはね、「犬と関係を持っている人は背中に爪跡が入っていますよ。」と言った。ちょうど真玉橋狂言と同じで、その奥さんを調べてみたら、背中に犬の爪跡があったそうだ。自分から口に出して、それが自分のことだったという話だよ。
| レコード番号 | 47O373362 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C146 |
| 決定題名 | 犬の足跡(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 犬と女 |
| 話者名 | 伊波カマ |
| 話者名かな | 女 |
| 生年月日 | 18930615 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村楚辺 |
| 記録日 | 19770220 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村楚辺T02A05 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 動物昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 父親から10歳の頃地炉を囲みながら聞いた。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集11楚辺の民話 P52 |
| キーワード | 犬と関係,人妻,偉い人の奥さん,背中に爪跡 |
| 梗概(こうがい) | 昔よ、昔はもう人はあまり多くはいないさーね。世間はただこれだけの小さい範囲だからね。それで犬 と関係をもった人妻がいた。その女性は偉い人の奥さんだったそうだ。「この島に犬と関係を持っている人がいるということだから、その人を捜しなさい。」ということで、吟味が行われた。しかし捜し出そうにも、容易には見つけることができなかった。そしたらその奥さんが言うにはね、「犬と関係を持っている人は背中に爪跡が入っていますよ。」と言った。ちょうど真玉橋狂言と同じで、その奥さんを調べてみたら、背中に犬の爪跡があったそうだ。自分から口に出して、それが自分のことだったという話だよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:18 |
| 物語の時間数 | 1:18 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |