赤犬子 水船速船(シマグチ混)

概要

一カ所は国頭の瀬良垣だったと覚えているが、みすぼらしい格好をした乞食みたいな人が、船出の準備をしている所に行って、「水を飲まして下さい。」とお願いしたら、「こんな乞食に水を飲ましてはいけない。」と言ったから、泣く泣く帰ってしまった。また谷茶であったと思うが、そこにも船出があったらしい。またそこに来て、「水を飲ませて下さい。」とお願いしたら、「たくさん飲んでもいいよ。」ということでそこで水を飲んだ。それでその谷茶の船は非常に上等になり、瀬良垣の船は浸水ばかりしていたそうだ。それからもう瀬良垣の人々は、この乞食は殺さなければいけないと思い、楚辺まで来たらその赤犬子はもう神様であったんでしょうね。そう伝えられているよ。「赤毛犬の子が ハベルなって飛びたてば いつになったら訪ねることができるだろうか 私のゆくえ。」と言って、もう飛びたってしまったそうだ。これは楚辺のあるおじいさんが伝えた話である。その赤犬子が持っていた杖にそういうふうに書かれていたということである。

再生時間:2:33

民話詳細DATA

レコード番号 47O373285
CD番号 47O37C143
決定題名 赤犬子 水船速船(シマグチ混)
話者がつけた題名 赤犬子
話者名 比嘉利吉
話者名かな ひがりきち
生年月日 19081220
性別
出身地 沖縄県読谷村座喜味
記録日 19880409
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村座喜味T12A16
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集10座喜味の民話 P256
キーワード 国頭の瀬良垣,みすぼらしい格好をした乞食,船出の準備,水を飲まして下さい,谷茶の船は非常に上等,瀬良垣の船は浸水,楚辺,赤犬子は神様
梗概(こうがい) 一カ所は国頭の瀬良垣だったと覚えているが、みすぼらしい格好をした乞食みたいな人が、船出の準備をしている所に行って、「水を飲まして下さい。」とお願いしたら、「こんな乞食に水を飲ましてはいけない。」と言ったから、泣く泣く帰ってしまった。また谷茶であったと思うが、そこにも船出があったらしい。またそこに来て、「水を飲ませて下さい。」とお願いしたら、「たくさん飲んでもいいよ。」ということでそこで水を飲んだ。それでその谷茶の船は非常に上等になり、瀬良垣の船は浸水ばかりしていたそうだ。それからもう瀬良垣の人々は、この乞食は殺さなければいけないと思い、楚辺まで来たらその赤犬子はもう神様であったんでしょうね。そう伝えられているよ。「赤毛犬の子が ハベルなって飛びたてば いつになったら訪ねることができるだろうか 私のゆくえ。」と言って、もう飛びたってしまったそうだ。これは楚辺のあるおじいさんが伝えた話である。その赤犬子が持っていた杖にそういうふうに書かれていたということである。
全体の記録時間数 2:33
物語の時間数 2:33
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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