たいそう美しい女がいたそうだが、その女は絶対人間に見られなかったそうだ。見られなかったそうだが。それで、いつかは見ないといけないといって、ある人が見たそうだ。見たので、「今、見た見た。」と叫んだので、すぐウーバーラを前にして座っていたが、逃げようと、芭蕉糸が巻きついて、芭蕉糸をひきずって、普天間権現に、あそこの洞窟に入って行ったそうだ。それで、その人は神だったんだねといわれた。それからまた昔、侍だったのか、旅に行くといって、そこに祈願にきて、刀を抜いて、手を合わせて、その後に刀をそのまま忘れてしまった。刀を忘れたので、しばらくしてから思い出して、船に乗ってから思い出して、「普天間権現は霊験高いのなら、この刀を行ってくる間預かって下さい。」と願ったので、この刀は人が取ろうとしたら、蛇になるような感じがして、取れなかったそうである。 そうして、行って来る間はあったという話である。
| レコード番号 | 47O373168 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C137 |
| 決定題名 | 普天間権現 刀は蛇(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 普天間権現(刀は蛇) |
| 話者名 | 山内カナ |
| 話者名かな | やまうちかな |
| 生年月日 | 19000310 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村座喜味 |
| 記録日 | 19760816 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村座喜味T06B10 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集10座喜味の民話 P252 |
| キーワード | 美しい女,ウーバーラ,芭蕉糸,普天間権現,洞窟,神,侍,刀を忘れた,蛇 |
| 梗概(こうがい) | たいそう美しい女がいたそうだが、その女は絶対人間に見られなかったそうだ。見られなかったそうだが。それで、いつかは見ないといけないといって、ある人が見たそうだ。見たので、「今、見た見た。」と叫んだので、すぐウーバーラを前にして座っていたが、逃げようと、芭蕉糸が巻きついて、芭蕉糸をひきずって、普天間権現に、あそこの洞窟に入って行ったそうだ。それで、その人は神だったんだねといわれた。それからまた昔、侍だったのか、旅に行くといって、そこに祈願にきて、刀を抜いて、手を合わせて、その後に刀をそのまま忘れてしまった。刀を忘れたので、しばらくしてから思い出して、船に乗ってから思い出して、「普天間権現は霊験高いのなら、この刀を行ってくる間預かって下さい。」と願ったので、この刀は人が取ろうとしたら、蛇になるような感じがして、取れなかったそうである。 そうして、行って来る間はあったという話である。 |
| 全体の記録時間数 | 1:26 |
| 物語の時間数 | 1:23 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |