ある山に大変大きな赤木の木があったそうだ。赤木があったんだが、木を切ったらその中にハブがいたそうだ。その木の根っこの方の中に居座ったからね。その木の周辺で、山火事がおきてしまった。木の中に入っているんだから焦げて熱くなったので「水をかけてくれ!。」と叫んだようだ。そういうふうにしていたんだが、その薪を取りに来た人はね、遠くにいるんだから、この赤木の根の中に入っているハブは見えないでしょう。この薪を取りに来た人は見えないからね。「水をかけてくれ!と、叫び声が聞こえるんだが、どうしたことだろう。」と、立ち止まって聞いていた。すると、しばらくしてまたも「水をかけてくれよー、助けてくれよー。」と叫び声がしたので、この薪取りが、ウバシカーサというのに水を汲んで来てかけたので(その火は)消えた。そしたらそのハブが「夜道を歩く時は『アヤマラダアヤマラダ ワガイクサチヌ タチナマラ ヤマヌアラシニカタユンドー』、お前は私を助けてくれたので、その呪文をお前に教えるからね。それは忘れるんじゃないよ。夜道を歩く時は忘れるなよ。」と、遺言したそうだ。「アヤマラダアヤマラダ ワガイクサチヌタチナマラ ヤマヌアラシニカタユンドー ワンネーシチ ワンネーハチ ジャウジャウジャウ。」と、三回唱えるとよいそうだ。
| レコード番号 | 47O373166 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C137 |
| 決定題名 | ハブ除け呪文(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | ハブ除け呪文 |
| 話者名 | 山内カナ |
| 話者名かな | やまうちかな |
| 生年月日 | 19000310 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村座喜味 |
| 記録日 | 19760816 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村座喜味T06B08 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集10座喜味の民話 P14 |
| キーワード | 山,大きな赤木,ハブ,木の根っこ,山火事,水,ハブ,薪取り,遺言 |
| 梗概(こうがい) | ある山に大変大きな赤木の木があったそうだ。赤木があったんだが、木を切ったらその中にハブがいたそうだ。その木の根っこの方の中に居座ったからね。その木の周辺で、山火事がおきてしまった。木の中に入っているんだから焦げて熱くなったので「水をかけてくれ!。」と叫んだようだ。そういうふうにしていたんだが、その薪を取りに来た人はね、遠くにいるんだから、この赤木の根の中に入っているハブは見えないでしょう。この薪を取りに来た人は見えないからね。「水をかけてくれ!と、叫び声が聞こえるんだが、どうしたことだろう。」と、立ち止まって聞いていた。すると、しばらくしてまたも「水をかけてくれよー、助けてくれよー。」と叫び声がしたので、この薪取りが、ウバシカーサというのに水を汲んで来てかけたので(その火は)消えた。そしたらそのハブが「夜道を歩く時は『アヤマラダアヤマラダ ワガイクサチヌ タチナマラ ヤマヌアラシニカタユンドー』、お前は私を助けてくれたので、その呪文をお前に教えるからね。それは忘れるんじゃないよ。夜道を歩く時は忘れるなよ。」と、遺言したそうだ。「アヤマラダアヤマラダ ワガイクサチヌタチナマラ ヤマヌアラシニカタユンドー ワンネーシチ ワンネーハチ ジャウジャウジャウ。」と、三回唱えるとよいそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:39 |
| 物語の時間数 | 1:39 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |