唐からね、沖縄に灰縄御用ということで御用がきたようだ。その話は昔話だが、このようにして御用がきたので、もうどのようにしたらよいかといろいろ調べて吟味したようだ。灰縄御用ということで、唐から御用がきたからね。どのようにして灰で縄を綯うことができるか、誰も考えることができなかった。もうそれだけを話して(相談しているんだが)もう誰がも考えることができないからね。(昔は)力のある人が、六十一になると担いで後生に連れて行った。亡くなるまで食事も運んで、親の面倒を見ることもなく粗末にしていた。担いで行って、そこにいたんだが、そこでその様子を見ていたかどうかは分からないが、御用がきているということで行ったようだ。行ってみたら「ああ!このくらいのことも考えることができないのか。」と。はい、ではまず縄を綯ってね。藁で縄を綯って、その灰縄は何一つ傷をつけずに、火を下にしたら黒くなった。この灰縄、もう灰縄になっているさあ。このようにして唐に持って行った。そしたら、これは誰が考えたかと、唐が言ったようだ。そう言われたので、これは六十一になって後生にいる人から習ったよ、その人の考えだよと。そしたら、(唐の人に)「お前達は何も分からない、後生にいる方から習って。」と言われた。今すぐそこに行って、早々に後生から担いできて、面倒もみなさいということで連れ戻してきた。家まで連れてきたということだ。
| レコード番号 | 47O373049 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C132 |
| 決定題名 | 姥捨て山(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 姥捨て山 |
| 話者名 | 玉城五右衛門 |
| 話者名かな | たましろごえもん |
| 生年月日 | 19080610 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村座喜味 |
| 記録日 | 19770227 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村座喜味T04A15 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集10座喜味の民話 P172 |
| キーワード | 唐,沖縄,灰縄御用,六十一,後生 |
| 梗概(こうがい) | 唐からね、沖縄に灰縄御用ということで御用がきたようだ。その話は昔話だが、このようにして御用がきたので、もうどのようにしたらよいかといろいろ調べて吟味したようだ。灰縄御用ということで、唐から御用がきたからね。どのようにして灰で縄を綯うことができるか、誰も考えることができなかった。もうそれだけを話して(相談しているんだが)もう誰がも考えることができないからね。(昔は)力のある人が、六十一になると担いで後生に連れて行った。亡くなるまで食事も運んで、親の面倒を見ることもなく粗末にしていた。担いで行って、そこにいたんだが、そこでその様子を見ていたかどうかは分からないが、御用がきているということで行ったようだ。行ってみたら「ああ!このくらいのことも考えることができないのか。」と。はい、ではまず縄を綯ってね。藁で縄を綯って、その灰縄は何一つ傷をつけずに、火を下にしたら黒くなった。この灰縄、もう灰縄になっているさあ。このようにして唐に持って行った。そしたら、これは誰が考えたかと、唐が言ったようだ。そう言われたので、これは六十一になって後生にいる人から習ったよ、その人の考えだよと。そしたら、(唐の人に)「お前達は何も分からない、後生にいる方から習って。」と言われた。今すぐそこに行って、早々に後生から担いできて、面倒もみなさいということで連れ戻してきた。家まで連れてきたということだ。 |
| 全体の記録時間数 | 3:36 |
| 物語の時間数 | 3:36 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |