知念(ちにん)ミーハガーは、目が悪かったが古典が上手であった。目が悪かったので(皆から)少し馬鹿にされていた。みんな集まって、もう酒なんかも出て会は始まっていたんでしょうね。(しかし)知念ミーハガーだけには、酒は配ってなかったからね。(知念ミーハガーは)テンテンテンと三味線のつましらべをしていた。「どうした知念、なぜ歌わないのか。」と言われたからね。「歌は準備して待っているんだよ、クルチ蛇皮張り、座って酒を待つ知念ミーハガー。」と、言ったそうだ。そうすると、「あーごめん。」と言って、酒を注いだので、一口飲んだだけで、もう歌が出たということである。あれは力持ちだったそうだ。知念ミーハガーは山原を旅している時に、多幸山でつかまえられたらしい。(そうしたら)もうつかまえられているんだから仕方がないと、(知念ミーハガーは)洞窟の中に連れて行かれた。(そこで)歌で逃げたという話も聞いた。その知念ミーハガーの話は昔々の話だよ。
| レコード番号 | 47O372907 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C126 |
| 決定題名 | 知念ミーハガー(共通語混) |
| 話者がつけた題名 | 知念ミーハガー |
| 話者名 | 比嘉タケ |
| 話者名かな | ひがたけ |
| 生年月日 | 19040710 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村波平 |
| 記録日 | 19860424 |
| 記録者の所属組織 | ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村波平T09B11 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集9波平の民話 P130 |
| キーワード | 知念ミーハガー,古典が上手,馬鹿にされていた,酒,三味線のつましらべ,力持ち,山原の旅,多幸山,洞窟,歌で逃げた |
| 梗概(こうがい) | 知念(ちにん)ミーハガーは、目が悪かったが古典が上手であった。目が悪かったので(皆から)少し馬鹿にされていた。みんな集まって、もう酒なんかも出て会は始まっていたんでしょうね。(しかし)知念ミーハガーだけには、酒は配ってなかったからね。(知念ミーハガーは)テンテンテンと三味線のつましらべをしていた。「どうした知念、なぜ歌わないのか。」と言われたからね。「歌は準備して待っているんだよ、クルチ蛇皮張り、座って酒を待つ知念ミーハガー。」と、言ったそうだ。そうすると、「あーごめん。」と言って、酒を注いだので、一口飲んだだけで、もう歌が出たということである。あれは力持ちだったそうだ。知念ミーハガーは山原を旅している時に、多幸山でつかまえられたらしい。(そうしたら)もうつかまえられているんだから仕方がないと、(知念ミーハガーは)洞窟の中に連れて行かれた。(そこで)歌で逃げたという話も聞いた。その知念ミーハガーの話は昔々の話だよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:59 |
| 物語の時間数 | 1:59 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |