5 名護親方 読谷村波平 比嘉自作(1902・明治35年5月4日生) 9行
王の前で、良い日、いわば十五夜の月ながめに、名護親方が歌を詠んだ。『名護(なぐ)ぬ大兼久(う
ふがにく) 馬はらち いそさ〈名護の大兼久は、陸では馬を走らしてうれしくん〉』大兼久は馬乗馬、競馬場だったようだ。『舟(ふに)はらちいそさ わー浦泊(うらどぅまい)〈私の浦泊では 舟を走らして面白いよ〉』いえば名護湾、私の浦泊だったんでしょう。それから、「もうひとつ詠んでごらん。名護殿内。」と言うと、「それではあとひとつ詠んでみようか。」ということになった。『慰みにとぅてる 石なぐぬ石や〈慰さめに取ってある石なぐの石は〉里(さとぅ)がいめんりち 三度(さんどぅ)とぅてぃうちぇさ〈里がいらっしゃるといって三回取ってあるよ〉』と。石なぐというのは、海に石蓋をかぶっている海のものだけどね、その人に煮て上げるということで取ったようだ。それで、名護の親方と付いたわけだ。その歌を詠んだのでね。
| レコード番号 | 47O372864 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C124 |
| 決定題名 | 名護親方(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 名護親方 |
| 話者名 | 比嘉自作 |
| 話者名かな | ひがじさく |
| 生年月日 | 19020504 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村波平 |
| 記録日 | 19860121 |
| 記録者の所属組織 | ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村波平T08B26 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集9波平の民話 P134 |
| キーワード | 王,十五夜の月ながめ,名護親方,歌 |
| 梗概(こうがい) | 5 名護親方 読谷村波平 比嘉自作(1902・明治35年5月4日生) 9行 王の前で、良い日、いわば十五夜の月ながめに、名護親方が歌を詠んだ。『名護(なぐ)ぬ大兼久(う ふがにく) 馬はらち いそさ〈名護の大兼久は、陸では馬を走らしてうれしくん〉』大兼久は馬乗馬、競馬場だったようだ。『舟(ふに)はらちいそさ わー浦泊(うらどぅまい)〈私の浦泊では 舟を走らして面白いよ〉』いえば名護湾、私の浦泊だったんでしょう。それから、「もうひとつ詠んでごらん。名護殿内。」と言うと、「それではあとひとつ詠んでみようか。」ということになった。『慰みにとぅてる 石なぐぬ石や〈慰さめに取ってある石なぐの石は〉里(さとぅ)がいめんりち 三度(さんどぅ)とぅてぃうちぇさ〈里がいらっしゃるといって三回取ってあるよ〉』と。石なぐというのは、海に石蓋をかぶっている海のものだけどね、その人に煮て上げるということで取ったようだ。それで、名護の親方と付いたわけだ。その歌を詠んだのでね。 |
| 全体の記録時間数 | 3:09 |
| 物語の時間数 | 3:09 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |