猫はね、昔、山に住んでいたそうだが、今度、その神様が猫をよんで、「きょうは年の晩だから、皆、名前を付けるので、動物を集めなさい。」と言った。「はい。」と言って、猫は走って行った。すると、牛は鈍いので、ゆっくりゆっくり先になっていた。猫はみんなに連絡して廻っていた。鼠はまた、牛に飛び乗って、牛より先に着いたので「おまえは子年の名を付けてあげよう、鼠。」と言った。そうすると、その猫はまた怒って、「おまえのようなものめ、私が連絡したのに、私より先になるのか。」と言った。(猫は)鼠をつかまえて殺すでしょう、それで、鼠は死んでも目は閉じないでずっと開いたまま、猫は来ないだろうか、猫は来ないだろうかと心配してね。子丑寅はそれから始まったそうだ。
| レコード番号 | 47O372825 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C122 |
| 決定題名 | 十二支由来(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 十二支由来 |
| 話者名 | 比嘉自作 |
| 話者名かな | ひがじさく |
| 生年月日 | 19020504 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村波平 |
| 記録日 | 19860118 |
| 記録者の所属組織 | ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村波平T08A10 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集9波平の民話 P5 |
| キーワード | 猫,神様,名前,動物,牛は鈍い,鼠,子丑寅 |
| 梗概(こうがい) | 猫はね、昔、山に住んでいたそうだが、今度、その神様が猫をよんで、「きょうは年の晩だから、皆、名前を付けるので、動物を集めなさい。」と言った。「はい。」と言って、猫は走って行った。すると、牛は鈍いので、ゆっくりゆっくり先になっていた。猫はみんなに連絡して廻っていた。鼠はまた、牛に飛び乗って、牛より先に着いたので「おまえは子年の名を付けてあげよう、鼠。」と言った。そうすると、その猫はまた怒って、「おまえのようなものめ、私が連絡したのに、私より先になるのか。」と言った。(猫は)鼠をつかまえて殺すでしょう、それで、鼠は死んでも目は閉じないでずっと開いたまま、猫は来ないだろうか、猫は来ないだろうかと心配してね。子丑寅はそれから始まったそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:31 |
| 物語の時間数 | 1:31 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |