ムーチーというのはね、那覇に兄、妹がいたそうだが。あまりにもこの兄さんが野蛮になって。(ついには)人も殺すようになったということである。もう(いつまでも)こうさせてはいけない、どうしたらいいんだろうと(考えたんでしょうね)餅を作って、この兄さんが食べるのは固い餅を作り、また自分が食べるのは柔らかく作った。大変高い崖に登り、そこから落としたら死ぬんじゃないかと(妹は考えた)そして、早く餅も食べようねと食べたんだね。「どうして兄さんは(餅を)食べないの。私の餅は大変おいしいよ。」と話をした。「私のはなかなか食べることができないよ。」と、そうこうしているうちに、その兄さんを押して(崖の上から落として)そこで命を失ったという話である。この話は、今も那覇にあるということだよ。
| レコード番号 | 47O372779 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C121 |
| 決定題名 | 鬼餅由来(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 鬼餅由来 |
| 話者名 | 知花カナ |
| 話者名かな | ちばなかな |
| 生年月日 | 19021208 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村波平 |
| 記録日 | 19860108 |
| 記録者の所属組織 | ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村波平T07A15 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集9波平の民話 P8 |
| キーワード | ムーチー,那覇,兄妹,野蛮,人も殺す,固い餅,柔らかい餅,崖 |
| 梗概(こうがい) | ムーチーというのはね、那覇に兄、妹がいたそうだが。あまりにもこの兄さんが野蛮になって。(ついには)人も殺すようになったということである。もう(いつまでも)こうさせてはいけない、どうしたらいいんだろうと(考えたんでしょうね)餅を作って、この兄さんが食べるのは固い餅を作り、また自分が食べるのは柔らかく作った。大変高い崖に登り、そこから落としたら死ぬんじゃないかと(妹は考えた)そして、早く餅も食べようねと食べたんだね。「どうして兄さんは(餅を)食べないの。私の餅は大変おいしいよ。」と話をした。「私のはなかなか食べることができないよ。」と、そうこうしているうちに、その兄さんを押して(崖の上から落として)そこで命を失ったという話である。この話は、今も那覇にあるということだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:27 |
| 物語の時間数 | 1:27 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |