歌い骸骨(シマグチ)

概要

この話はこれだけ分るさ。北風が吹けば頭も痛い。とか言っていたが、これは分からないさ。話は聞いて覚えているけど、歌の下句が分らないさ。上句は分るわけさ。どうか情けをかけて頭を降ろして下さいとか言ったからね。その歌を聴いて、友達が見たのか、殺して捨てた人が見たのか分らないが、(その人は)藪の中に捨てられていたわけだ。殺されて竹藪に捨てたらそれが腐れ始めてそこから竹が生えてきた。人間は朽ちるでしょう。それで、朽ち果ててから、竹が生えて来てそのまま頭蓋骨を突いてのびていき高くなっていった。そした人が歩く度にこの歌が聞こえてきた。「珍しいこともあるものだ、こんなに歌が聞こえるとはと思いながら、殺して捨てた人が廻って行って見たんでしょう。見ると、その頭は竹に刺されたままぐらぐらと揺れていたので、「ああこれでは頭は痛かっただろうね」と、取って降ろした後からはこの歌は聞こえなくなったそうだ。

再生時間:2:52

民話詳細DATA

レコード番号 47O372741
CD番号 47O37C119
決定題名 歌い骸骨(シマグチ)
話者がつけた題名 歌い骸骨
話者名 与儀トシ
話者名かな よぎとし
生年月日 19120414
性別
出身地 沖縄県読谷村波平
記録日 19851225
記録者の所属組織 ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村波平T06B02
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集9波平の民話 P161
キーワード 北風が吹けば頭も痛い,殺して捨てた,藪の中に捨てられた,頭蓋骨,竹
梗概(こうがい) この話はこれだけ分るさ。北風が吹けば頭も痛い。とか言っていたが、これは分からないさ。話は聞いて覚えているけど、歌の下句が分らないさ。上句は分るわけさ。どうか情けをかけて頭を降ろして下さいとか言ったからね。その歌を聴いて、友達が見たのか、殺して捨てた人が見たのか分らないが、(その人は)藪の中に捨てられていたわけだ。殺されて竹藪に捨てたらそれが腐れ始めてそこから竹が生えてきた。人間は朽ちるでしょう。それで、朽ち果ててから、竹が生えて来てそのまま頭蓋骨を突いてのびていき高くなっていった。そした人が歩く度にこの歌が聞こえてきた。「珍しいこともあるものだ、こんなに歌が聞こえるとはと思いながら、殺して捨てた人が廻って行って見たんでしょう。見ると、その頭は竹に刺されたままぐらぐらと揺れていたので、「ああこれでは頭は痛かっただろうね」と、取って降ろした後からはこの歌は聞こえなくなったそうだ。
全体の記録時間数 2:52
物語の時間数 2:52
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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